シンプルな路線(言い方を変えると、路線の少ない)のJR北海道ですが、千歳周辺はほんの少し路線が複雑です。
岩見沢から苫小牧方面に延びる室蘭本線と南千歳から帯広方面に延びる石勝線が交差する駅が「追分」。
この日は室蘭に向かう予定でしたので、追分で乗り換えてそのまま室蘭本線で向かうルートと南千歳まわりで千歳線を経由するルートの二つが選択出来たわけです。
本文中では「料金が違う」と書きましたが、これは特急料金のことで、運賃はどちらのルートを通っても同じ(はず・・・たぶん)です。南千歳から特急に乗る方が特急の乗車距離が長いですからね。
まあ旅は「移動時間」も楽しみの一つですから、たとえ時間がかかっても楽しめるものです。そして時刻表を眺めながら「今度はどのルートで」と考えているのも楽しみの一つ。
その意味では、このくらい変化があった方が楽しめるですが・・・。
道南の大沼と森の間も、駒ヶ岳を間に挟んで海側を回る路線とまっすぐ森の中を抜ける路線があります。
言うまでもなく時間的に短いのは後者で、特急列車もこちらの路線を通ります。
でも時間に余裕があるようでしたら、海側を回る路線を乗車してみてはいかがでしょう。
駒ヶ岳が常に車窓から見え、しかも表と裏の表情をじっくり楽しむことができます。
・・・と、ここまで書いてきて、こうして文章で書いていてもわかりにくいですよね?時刻表のあの路線図を広げて、それを見た方が手っ取り早い話でした(^^;)