この列車は一両のディーゼルカー。この辺りを走る各駅停車の列車はみんなそうなのですが、この列車もワンマンカーでした。運転席の後ろには路線バスでお馴染みの料金箱と料金案内があり、乗車時に整理券を手にし、下車時に運賃を払います。
この女満別から網走にかけて、網走湖を左手に列車は走ります。林に遮られてじっくり湖を見ることが出来ないのが残念ですが、それでも時々景色が開けたときには、夏の日差しを照り返した網走湖がハッキリと見えました。
格別特徴にあふれた路線というわけでもないのでしょうが、単線の線路を走るローカル列車は、旅情を掻き立ててくれます。
女満別を出た列車は、かなり混み合っていました。列車はわずか20分ほどで網走に到着します。網走では下車時にお金を払うのではなく、駅の改札で精算をしました。