本文には「客引きのおじさん」とだけ書きましたが、どうも後で思うと泊まったホテルの社長というか旦那というか、つまりは主人だったのではないかと思っています。
ホテルの中でも偉そうにしていましたし、コーヒー飲みに行ってもお金払っていなかったし、屈斜路湖に行ったときも屈斜路湖のホテルの支配人に用事があるようなことを言っていましたし・・・。
今となっては、なんという名前のホテルに泊まったのかすら覚えてはいないのですから、確かめようもないわけですが。
それにしてもこのおじさんが親切にしてくれたことが、本当に嬉しかったことは忘れられません。旅って、綺麗な景色や立派なホテル、うまい食事・・・もちろんそれらも重要なことですが、やっぱり「出会い」であり「発見」だと思うのです(これって、私の旅のテーマでもある)。そうした思い出は色褪せないものです。