寿司屋の板前さんが薦めてくれた道立美術館。正確には「北海道立旭川美術館」と言います。
常磐公園という公園の一角にあり、美術館前の広場には彫刻のオブジェがあったりして、良い雰囲気です。 旭川で2,3時間を過ごすには丁度ピッタリと言う感じでした。
私が訪れたときは、「ノートン美術館所蔵フランス近代絵画展〜印象派からピカソへ」という特別展を行っていました。
それにしても生まれて初めて見た本物のピカソの絵が、ここ旭川と言うのも面白いものです。私は残念ながら美術展を見に行くような趣味もありませんし、絵画の楽しみ方もよくはわからないのですが、本物が持つ迫力は凄いものだと言うことは感じました。
でも結局この後、美術館に足を運ぶなんてことは相変わらずないのですが・・・。旅先だからこそ美術館に行く気になったと思うのです。旅は人の気分を変えてくれるんですね。
本文中では、この道立美術館ぐらいしか見るべきものがない(と、本当に言われたのですよ、地元の人に)と書きましたが、確かに他の観光地のように「1日じゃ、時間が足りない!」と言うほど見所がたくさんあるわけではないのですが、それでも北海道第2の人口を抱える都市(札幌とはかなり開きはありますが)だけに、それなりの観光ポイントはあります。
駅からちょっと歩くだけで、かなり自然の雰囲気を残した森林地帯があったりもしますし、過ごし方次第で十分楽しめる町だと思います。
さて、1997年5月に再び旭川を訪れたときに、今度は「雪の美術館」に行きました。ここは「雪」に関する美術館と言うよりは博物館の雰囲気を兼ね合わせたところで、予想外に楽しめました。地元の人はあまり訪れない場所なのでしょうか?お薦めに登場しなかったということは??
この雪の美術館については、別の機会にじっくりと紹介したいと思っています。