'99.9 DIARY(前半)

 

9月15日

昨日の夕方から自宅の電話がつながらない。最初は雷雨が激しいせいかとも思ったが(実際停電になったところもあったとか)、今日の朝起きて、もういい加減大丈夫だろうと思ったらだめなのだ。バイトから帰ってきてもやっぱりつながらないままであった。電話機の故障かと思った親は電気屋さんを呼んでいろいろ弄くっていたらしいがダメだということに気づいたらしい。しかしNTTは祝日で休みだ。さてどうしたものか。ネットを控えめにするにはいい機会かもしれない。毎日更新がまたしても滞るのは多少のもどかしさを感じるけど。
名古屋駅で電車を待っていた際、ある老人が列に並ばないで横入りしてきた。私のとなりにやってきたので、私のすぐ後に並んでいたおばさんが「ちゃんと並んでくださいよ」みたいなことをその老人に言ったのだがその人は逆にむっとしてこう呟いた。「今日は敬老の日なのに。」なんかかちんとくるものがあったので私は少しばかりフットワークをきかせて老人の横入りを阻止した。私って性悪ですか?
敬うというのは丁寧な態度を取る、大切なものとして重んじる、そんな意味だ。老人への態度はそうあるべきだとも思う。年をとっているということはそれだけ多くの経験を積み、世の中の酸いも甘いも知っているであろうからいろいろと学ぶべき点もあると思う。それなのに今日は敬老の日だから老人はなにしてもいいなんて馬鹿なガキが「私の勝手でしょ」って言ってるのと同じじゃないか?頑固だと言われる老人世代にも昨今の個人主義が植え付けられているのか。それでもあちこちで見かけるお年よりの意見は現在の自分よりも未来の子孫のことを憂えている。自分よりも他人のことを気にかけることができるのは、尊敬すべきところだと思う。お年寄りに限ったことじゃないけどね。

9月14日

新聞の地方欄を見たら私の通っていた高校の記事が載っていた。昨日から文化祭をやっていたのだ。天気が心配だったけど急遽出向くことにした。たまには元担任に顔を出しておきたいとも思ったし。何人か友人に連絡を取ったがさすがにいきなりは無理か。試験中の人とか昨日行ってきた人とか・・・。高校には昼過ぎに到着したがなんか片付けが始まっていた。早過ぎないか?私がいた頃は夕方までやってたんだけど。まあ目的が文化祭見学でなくて先生に会うことだったのだから別にいいけどさ。
今日は最終日で片付けに忙しく先生も生徒も慌しく走り回っている。当然か。毎年3学年を4つのブロックに分けているのだが今まではカラーブロックだったのに今年は何やら違うらしい。青とか赤とかだったものがなんと「ばいきんまん」「ピーターパン」「スターウォーズ」「鈴木その子」という名のブロックになっていたのである。なんじゃそりゃ・・・(汗)しかも校内放送で『鈴木その子の人達はシンボルの解体をしますので正門前に集まってください』などといっているのである。スターウォーズならまだかっこいい感じがするけど、ヤッパリなんか変。放送が入るたびに笑いがこみ上げてきた。
元担任とは約1年ぶりの再会だった。先生は開口一番「お前は全然変わってないな〜」と半ば呆れ顔だった。見た目も変わっていなければ性格も変わっていないとまで言われた。それって進歩がないってことなのか???あっちゃ〜(涙)それどころか私と仲のよかった友人を挙げてはどいつもこいつもちっとも全く変わってないとまで言う。何やら私と仲の良かった人達はまめに彼のもとを訪れているらしいが、相変わらず歯に絹を着せない公民教員だ・・・。そこがまたいいんだけどね。
話をしているうちに言われたのだが、私の議論下手は私が文学部の人間だからだと言われた。先生に言わせると文学部の人間は自分の意見を述べてそれで満足するからだということらしい。わからないでもないが文学研究に活発な議論を持ち出すこと自体ありえないような気もする。文学に白黒はっきりさせる必要があるのかどうかも疑問だと。先生は政治学科の人間だったのでかなりの数のディベートをこなし熱弁を振るっていたというようなことを話してくれた。人前で自分の意見を述べることで話すことに自信が持てたとも。私は残念ながらそういう経験はほとんどなく、大学の授業でディベートを2回ほどやったけど全くといっていいくらい議論になっていなかった。学生のほぼ全員が議論下手だと言うこともあるが。
最後、先生に言われたこと。「お前には社交性が足りない。もっと他人と会話した方がいい。友達増やせ。」なんかもう、返す言葉もなかった。

9月13日

前期試験の成績発表があったので大学に行く。ゼミ教官の研究室まで取りに行ったのだが相変わらず彼の研究室は寒い・・・。成績表を受け取って苦笑い。なんとバラエティに富んでいる(爆死)、教授がニヤニヤしている、なんか怖いぞ・・・。なんせ口下手だから(かんけーねー)。
授業はまだ始まらないけど、補講や演習の準備があるのでちょくちょく大学には出向くことになる。それにしても女の子の集団というのはなんであんなにうるさいのだろうか、久々に学バスに乗ってそう思った。
ついでに後期の時間割もチェックしてきたのだが、なにやら忙しくなりそうだ。まあある程度予想はしてたからいいのだけど、週4日も1限授業があるなんて。1限に出席しようとなると朝は電車座れないんだよ、バスも遅れてくるしね。それさえなければ・・・って無理だよなあ。なんかバイトをする暇も無いくらい授業が詰まっている。大学生なんだから本来ならそれが普通なんだろう。空き時間を埋めるために余分な授業を取るからでもあるけど。だって下手に空き時間があったところですることも(って演習やレポートがあるけど)行くところもないからだ。それなら授業でも受けていたほうがましな気がする。私はそう思う。大学生が暇なのは夏休みと春休みだけで十分だ。年中暇な大学生は大学で何をしているんだろうか。

9月12日

髪を切りにいく。隣の町に新しくオープンした美容院があり、そこで高校の友人が働いているというのを聞いたからいってみることにした。私の場合、まめに髪を切ることはしないので(女の子なのに)特定の美容院というのはないのです。前回は春に切ったのだけどそこでカットをしてくれたにーちゃんがなんかむかつく人だったのでもう行くまいと心に誓ったのだ。だって「大学生っていいね〜、暇でしょ?」なーんて聞くんだもん、ぜんぜん暇じゃないわよ、(休みのとき以外は)その時はほんとにいろいろやってて忙しかったしね。
今日私の髪を切ってくれたのは小柄なにいちゃんだったのだけど、これがまたイイ人で(笑)かなりいろいろと注文をつけたのだけどちゃんとその通りに切ってくれたし、気さくでカットも丁寧かつリズミカル。ワックスを使ったスタイリングの仕方も教えてもらった。友人はまだ研修生で髪には触れないらしく、受付や床の掃除、タオルの補充などでばたばたと走り回っていた。でも彼女は楽しそうだった。1年で大学を辞めて今の道を進もうとしたときとても辛そうだったけど、彼女の選択は正しかったに違いない。私にもそんな勇気があればいいのにとふと思った。
肩にかかるくらいの長さだったけど、耳がやっと隠れるくらいのショートになった。ちょっと切りすぎたか、結構すいたからなあ。でもイメージ的に変わったと思う。まあ女の子が髪を切るのなんて気分転換とかイメージチェンジとかそういうのが目的であることが多いんだろうけど。そういえば今時失恋を機に髪を切る子はいるんだろうか。えっ、私ですか?ノーコメントです、ご想像にお任せ(笑)

9月11日

百貨店で行われているいけばな展に行く。姉が華道の免許を持っていることもあり少しは興味があるといえば嘘ではないが招待券があるからという理由だったりして・・・。百貨店でバイトをしたことがあるので知ったのだが、こういった催事、特に有料催事はなぜか顧客に大量の招待券をばら撒いているらしい。ならばなぜ一般客からは金を取るのだろう・・・不思議だ。
いけばなと言うと剣山に華を刺しただけのイメージがあるけど、全然そんなことはなくて、大きさも片手で持てそうなものから私の身長より高いものもある。使われている花も生花だけでなく造花やその他の植物、布、針金、ビーズ、電球、など様々であり、花器もバラエティに富んでいる。それぞれの作品がなんらかのコンセプトをもって完成している。バラやカーネーションといった洋花を使った作品もあった。華道は芸術であることを改めて実感した。
花は美しい。花に限ったことではないけど、美しいものであるから芸術になりえるのだろうか。
機会文明が進んでいる今だから、花を愛する心、自然を大切に思う気持ちを忘れないでいきたい。

9月10日

午前中から中学の友人が2人遊びに来た。約半年振りの再会。彼女らは私のいれるコーヒーを楽しみにしていてくれる、イイ人達♪他愛のない話で盛り上がった後はDDRで白熱(笑)友人の1人は着替えてまで踊ってたけど結果はさっぱり・・・(汗)
夕方から名古屋へ出向く。高校で同じクラスだった友人3人と食事をするため。最初は飲み屋さんへ行こうという話だったけど1人が何かお酒を飲む気分じゃないと言い出し、急遽お食事メインになった。しかし今日は花の金曜日。7時前にもなると店はもう込んでいて1時間くらい待たされた。今日会った友人達はもう1年以上会っていない子達ばかり。その中の一人は高校卒業以来会っていなかった。その子に言わせると私の印象は「いづみちゃんってかわってないよね」ということらしい。確かに・・・大学入ってからも変わったとはほとんど言われない。化粧を始めたことくらいしか変わってないと思うし。変わっていないといわれることはイイことなのかそうでもないのか・・・?高校の頃のこと、今の大学のこと、将来のこと、男のこと(苦笑)、話は尽きなかった。
ここんとこは一人で過ごすことが多かったので友人に接することが出来て嬉しかった。無意識にだろうか、他人との接触を求めている。一人でなすことが多くとも人は独りではいられないものなのかな。それとも私が単にさびしんぼうだからだろうか。

9月9日

今日は化粧をしなかった。でも天気が良かったので自転車で本屋に出かけた。所詮田舎の本屋なので品揃えはいいとは言い難いのだけど。涼をもとめて来ているのだからまあいいか。それにしてもこの私がすっぴんで外に出るなんて!!以前(と言っても高校の頃)の私を知らない人が見たら別人と思われたりしてね(苦笑)。んなわけないかな・・・?
部屋にアイスコーヒーを持ち込んで音楽をかけながら読書。読むべき本ならたくさんあるからね。今日はね、本屋に行っても本買わなかったのよ。なんてめずらしい?欲しい本、読みたいと思った本が無かっただけよ。雑誌をパラパラと立ち読みしてきただけ。
でも活字って読むのが大変。私は頭が悪いから1回読んだだけじゃよほどのことがない限り吸収できない。誰かが発した言葉だってそうだ。理解するのに時間がかかるし間違って認識してそれをすぐに言葉で返してしまったためにその人との間に亀裂が走ったりとか。日頃から何も考えていないから物事を浅く見てしまったりとかとっさに思っても居なかったことを口走ったりとかすることがよくあるんだろう。これは直さなくてはいけない。
今日は1999年9月9日ということでいろいろなことが危惧されていたようだけど、とりあえず私の周辺では何も無かったようだ。9という数字は緊張状態にある、知力と変化の数字であるとか。実際にコンピュータの誤作動があるんじゃないかといわれていたがそういう話は今のところ出ていない。でも2000年問題もあるし緊張は解けないでしょうね。2000年までもう4ヶ月を切ったんだね。夕方のニュースを見ていたけど視聴者の意見をFAXで募集していて、今日の話題が「2000年問題について対策をたてているか」というものだったけど、多くの人が「実感がないから何もしていない」と言っていた。私だって人のこと言えたもんじゃないけど、具体的にどんな不都合が生じるのかよく調べて早急に対策を立てた方がいいのかもしれない。

9月8日

えへへ、思いがけず収入がありました。先月バイト先で増収運動なるものをしていて、その手当がなんと現金手渡し・・・。給料日までもらえないと思ってたからなんか嬉しい・・・。どうせもらえると分かっていたものなんだけどね。
今日は鞄を買いに行った。収入があったからじゃなくて、9月になったら買おうと心に決めていたものがあったのよ。で、目当ての鞄は色が5種あってそのうちカーキとブラウンで悩んでしまった。んー、どうしましょ・・・。どうしましょどうしましょ。気分転換に別の売り場をうろうろして、10分ぐらいしてから「ブラウンにするわ!」と心に決めた。それではと売り場に戻るとな、な、な、な、ななななんんとーー!!ブラウンが売れていたのよッ!!なんたることじゃ・・・たった10分、私が迷っていたばっかりに売れてしまうなんて!!でも運よく在庫があったので購入することは出来たんだけどね。あーびっくりした。そういえば以前にもこのパターンで欲しいものを逃したことがあったっけ。思い立ったらすぐに実行へ移せということかしら。

9月7日

青春18切符消化の旅第2弾。大阪に行って来ました。お昼過ぎに大阪駅に到着し、友人2名とお会いする。といってもそのうちの1人は初対面なのだが。適当に食事を済ませ、大阪駅周辺をぶらぶらうろつく。ゲーセンで果敢にもDDRをプレイするがサンダルのため結果はさっぱり・・・一緒にプレイした友人が上手かったから良かったようなものの、まだ修行が足りんな(苦笑)帰り際、紀伊国屋書店に立ち寄ってみたけど例の本はヤッパリ無かった(泣)
久しぶりに中学の時の友人に会う。家が近いのに会わないのも不思議なもんだが・・・。彼女はこの夏資格取得とインターンに精を出していたとか。場所こそ違えど同じ女子大学。私もそろそろ活動開始した方がいいのかな。

9月6日

体がだるい。起きることもままならない。相変わらず喉は痛い。少し咳も出るようだ。鼻詰まりは良くなったみたいだが。昼過ぎにもそもそ起きてご飯を食べる。食欲はあるみたいだし味覚もおかしくはない。ネットにつないだらメールが3通も来た。普段メールのやり取りが少ないのでちょっとビックリ。ついに毎日更新の日記を無断で休んでしまったな、自分で毎日更新だと言ったのだから守れなかったことはよくないな。

9月5日

朝から鼻炎に悩む。そんなにおかしな生活をしていたのかな・・・?今日は2ヶ月ぶりに遅番でバイトである。なんとなく気が向いただけで特に意味は無いけど。昼過ぎあたりから喉が痛い。ん、これはもしかすると風邪ってやつですか?でもバイトを休むわけにはいかないし、交代してくれるような人もいないから出かけることにする。遅番の仕事はいつも調理なのに今日はフロア。こういうときに限って1人でできるポジションじゃないんか・・・日曜日だから忙しかったしフロアの合方(2人)は動かないし社員はぼやくし喉が痛くて声が出ないしなんか疲れた。なれないことはしないほうがいいのかな。11時半、ふらふらになって帰宅。何もする気が起きない。お風呂に入るのもそこそこに寝てしまう。

9月4日

青春18切符消化の旅第1弾。本日の行き先は京都。天気は雨・・・。それでもまあ行くかと思ったらなんと〜〜!!JRが不通で・・・。そういや三重県は朝警報が出ていたような。んもういつもいつも遅れやがって。だからと言ってもう行くことに決めていたので近鉄で名古屋まで出る。他の路線は平常通り。関西線のばかー!!そこから先は特に問題もなく、京都についたのは11時過ぎ。ただ京都で会おうと思っていた人と連絡が取れずかなり苦労した。やっと電話がつながってお会いできたのですが。その人にしてみれば以前から行くとはいっていたものの当日の昼間いきなり呼び出しくらったようなもんだよな、お世話かけました(苦笑)。
で、何していたかと言うと、本屋巡りを・・・(爆死)だってねえ、どうしても欲しい本があるのですが名古屋では見つかりませんでした。何軒か本屋さんを回りましたがやはりありませんでした。
「アンパオ−太陽と月と大地の物語」 ジュマーク・ハイウォーター 福武書店この本に関する情報求む!!

9月3日

ないものねだりをしているなんて惨めなだけなのに
それでも自分にないものがほしいと思ってしまうそんな自分が情けなくて
情けなくて仕方ない努力すれば手に入るのだろうかそれすらも
わからない私が欲しいと願うものが向こうから舞い降りてきたとしても受け入れることができるだろうかわからない
わからないことばかり

9月2日

久しぶりに献血へ行ってきた。半年振りくらいかな。以前は月一で行ってたのに(苦笑)どうしてもここでないと連絡の取れない友達がいるので・・・。というのは私が行くルームにはゲストブックがあって訪れた人がいろいろ書き込んでいきます。ノート上で知らない人と会話をしたりもする、がそうそう頻繁に来られるような所ではないから返事を読むのはかなり先だったりもするのだが。1時間近くかけて採血も終わり、ノートに書き込みをした。でもこれって彼女が見ないと意味無いんだよなあ・・・。過去の書き込みを見る限り時々やってきているようだから大丈夫だとは思うけどさ。献血をすると図書券がもらえるのだが(←実はこれが一番の目的)今日は血小板献血だったがいつもなら1000円もらえるはずなのに500円分しかなかった。そういえば血液センターは税金で運営されていると聞いたことがある。不況の影響かな・・・。ちなみに今回で2冊目の手帳が終了しました(笑)

9月1日

ウフフ、ついに購入しましたわ、伊勢赤福名物「朔日餅(ついたちもち)」。毎月1日にしか販売しない、月替わりで品が変わる、つまり1年に1度しか食べられない!9月は「萩の餅」。早い話がおはぎなんですが・・・(苦笑)味の方はというと、普通のおはぎでした(当たり前)。でもねえ、赤福(というお菓子)はかなり甘ったるいのですが萩の餅はそれほど甘くなく食べやすかったかな。熱い緑茶を淹れまして母親と2人・・・って、なんだかばばくさいぞ自分(爆死)!そういえば誰かにもばばくさいと言われましたが(1回や2回じゃありません・・・くぅ)。
久しぶりに愛知県図書館ヘ行った。カードの更新をしなければならなかったからね。折角だから何か読むか借りるかしていこうと思い、あちこちうろうろ。結局2冊の本を借りた(苦笑)さて帰ろうと思ったらなんと雨が!来るときはめっちゃ晴れてたじゃないのさー。雨の中傘もなしで帰るのもなんだから何か本を読むか、と空いてる席に腰を据えて何冊か本を読んで・・・いるうちに眠ってしまった(バカ)。
そういや最近は眠るか本を読むかネットやってるかのどれかだな・・・。あとバイトか。今月はもうバイトを控えるつもりだしたまった本を読むつもりだけどね。