'00.2.diary(前半)

 

2月15日  白い夜

修理に出していた携帯が戻ってきた。結局中身の基盤を取り替えたんだって。今のところは何事もなく作動してるけど、本当に直ったかどうかはまだわからないや。
そういえば去年の5月にも壊して修理したんだっけか。その時も基盤一式交換だったな。となると1年足らずでダメになってるってことじゃん。いいのかそれで・・・(汗)

夕方から雪が降り始めた。朝の冷え込みはそれほどでもなかったのに、朝よりもずっと寒い。今年は雪が少ないから、積もるとなんだか嬉しいな。でもまだ2〜3cmかな。遊ぶにはちょっと少ないかなあ。
雪が降っているときって、静かだよね。雪が周囲の音を吸収するからなのか。雪にはやはり静寂が似合うと思うのだけど。明日の朝にはどうなってるのかな。

 

2月14日  食わず嫌い、ただし本のこと。

何気なく本屋に行ったらまた本を買ってしまった。だめだぁ、はまりそう森博嗣。チョコレート持って研究室に押しかけたいってちょこっと思ったくらいはまりそう。
こんなに好きなのに(作品がです)氏の小説は4冊しか持ってません。文庫で出てる4冊ね。私は新書が好きじゃないんです。あの2段組の構成が読みづらいのです。慣れればオッケーとも聞くけどどうしても読む気力が萎えるのです。早く文庫化しないかしら(おいっ)。
実を言うと、今までミステリー系の読み物は敬遠してきていた。特に理由があるわけでもなく、ただなんとなく。1年ほど前、何気なく手に取った氏の文庫が私の「ミステリーは嫌い」でコーティングされた書物への関心を取っ払うカギになったのだ。そうはいってもまだまだ読んだ数は少ないけど。

 

2月13日  行事にかこつけて

あーもー、バイト疲れたよ。日曜だったしね。まだ風邪は完全に治ってないけど働いてみました。しかしまさか脚が筋肉痛になるとは(汗)。運動不足を痛感。
明日は一応バレンタインなのでお菓子でも作ってみようかとも思ったけど疲れたからやめやめ。どうせ特定の人にあげるわけじゃないしさ。バイト先に持っていってみんなで休憩中に食べるくらいだし。作ることと誰かに喜んでもらうことが好きだから、相手なんて実は誰でもいいのですよ。ただ最近は余程気が向いたとき、若しくは時間が有り余っているときしか料理もお菓子作りもしないから、こういうイベント性がないとその気も起こらなくなってるのかもしれない。
もしもその気になったとき、味見してくれる人募集中。

 

2月12日  天才クイズ今昔

すごい久しぶりに「天才クイズ」を観た。あの番組ってまだ続いてたんだね。東海地方の人にしか分からなくて申し訳ないが、小学生が男女30人ずつに分かれて10問の〇×クイズに答えるという超ウルトラ老舗番組である。私も小学生のとき出てみたいと思ったが結局応募葉書きは送らずじまいであった。
小学生が相手なので出てくる問題は小学校で習うようなこと、身近な自然に関すること、ローカル番組なので名古屋に関すること(地下鉄の問題が出た)などが中心だ。しかしですね、今日の第1問。開いた口がふさがりませんでした。「プッチモニは3人グループである。」ゑ?最近はこんな問題も出るんかい!答えは当然〇で、全員白(〇)の帽子をかぶったかと思ったら、男の子が一人だけ赤(×)の帽子をかぶってた。一度間違えると次からは問題に答えられないんだよね。むぅ、残念。
ところが4問目が終了したところで敗者復活の問題が出て、両チームとも10人前後だったのが20人以上に戻っていた。なぜだ。1回間違えただけで参加権がなくなるのは可哀想だと視聴者から苦情でも来たか。人数が少ないと番組が盛り上がらないからか。
それにしても天才博士はただでさえ丸っこかったのに一層まるまるしてる気がする。見た目親しみやすいからいいけど。それと動きが鈍くなったというか、リアクションが少なくなったような。
あと司会。なんで林家こぶ平なの?タレントを使う必要があるのかな。CBCのアナウンサーじゃだめなのでしょうか。緒方さんとかどーよ?それに司会は2人いなかったか?
どうしても昔と比べてしまいがちだけど、あの賞品の豪華さとかは相変わらずだね。今見ても結構楽しかったよ。

 

2月11日  療養の日

風邪の容態はさっぱり良くない。熱は下がったみたいだけど。本当ならバイトだったのだけど休ませてもらいました。休日なのになんか申し訳ないなあ。後で聞いたらかなり忙しかったみたいだしね。
一日中寝ていたよ、今日は。ほんとになんにもしなかった。お陰でネットやれるくらいには起きられるようにはなった。
今は蓄えるときだと思っている。それも自分の内面のものをだ。この風邪が完全に治ったとき、また違う私になっているのだろうか。

 

2月10日  今年一番風邪の酷い冬

風邪を引いてしまった。今までにもちょこちょこ引いていたけど今回はかなり酷い。昼過ぎに起きて、頭がなんだかぼーっとする。食欲が無いし、何か食べても全然おいしくない。起き上がっていられない。これは相当やばそうだぞ。
風邪を引くってことはそれなりの原因があるわけです。夜更かしをしたり、きちんとした食事をとらなかったり、薄着で外出したりして、隙を作ってしまったから。
体調が悪かったり病気をすると、弱気になりがちだ。考えかたもネガティブになったりする。でもどうしてそうなるのかなあ。ああだから何も考えたくない(もうすでに弱気らしい)。

 

2月9日  あの頃のように

最近更新が止まっています、毎日更新を謳っているにもかかわらず申し訳ないのですが。最近はなんかこう取り立てて書くことがないというか。
なんでだろう。面倒くさい?それもあるか(汗)。もしかしてサイト運営に飽きてきた?単に疲れてるからか?理由を並べようと思えばいくらでも言い訳はできる。しかし、以前の私はたとえ疲れていても日記の更新はしてきた。今のように何日かためたりしないで毎日だ。私の出入りするサイトでも日記を掲載していたり、毎日更新をうりにしているところは多いし、実際きちんと更新されているんだよなあ、毎日。
それが普通だと思ってた。当たり前だった。書こうと思えばその日の日記くらい書けるわけで。時間がないわけじゃない。以前出来たことが今出来ないなんておかしい。時間の使い方が下手なんだろうか。それともただの怠慢か。
物事に追われて周りが見えなくなっているのかもしれない。その日を生きていれば何か感じること、考えることはあるのだから。

 

2月8日  携帯電話

携帯電話の調子が悪いので修理に出した。多分充電池が古くなってきたからだと思うのだけど。しかしなんだね、通話中にいきなり電源がきれたりとか、放って置くと自然に電源が切れたりとかするもんだから使いにくくって。
修理には1週間くらい掛かるらしいので、その間変わりの携帯を貸してくれた。しかし今まで使っていた機種とは違うので操作をまた覚えなくてはならないのが面倒だ。たかが電話、されど電話。本当にこんな機能は必要なのかって思うくらいいろいろついてるよね。
すでに携帯電話は無料で手に入る時代だ。契約するのはタダだから、新しい電話が欲しいと思うと今の電話を解約して新しくまた契約する。そうなると電話番号が変わってしまう。私の周りでも番号をころころ変えている人は少なくない。連絡を取ろうと思ったら「現在使われておりません」なんて言われて音信普通になることもしばしばある。かといって番号を変えないようにして携帯電話だけ交換するとなるとセンターで正式な手続きを踏む必要があるからお金がかかる。それに解約したときに電話は手元に残るわけだ。回収されたとしても捨てられているのかもしれない。
私が携帯を持ち始めてから2年以上が経つ。1年前、今の機種に交換した。そのときもたしか充電池の持ちが悪くなってきたから変えたような気がする。ってことは、製造元は1年くらいしかもたないような充電池しか作ってないことになる。本当なら大変なことじゃない?携帯電話も使い捨ての時代なのだろうか。

 

2月7日  交流

夕方、従兄が家へ遊びに来た。私の家からさほど遠くないところで一人暮しをしているので久々に寄ってみたという。
彼は大学を出てから調理師見習として割烹で修行をしている。若いうちはなんでもやれるんだぞってのを実践しているような人だ。それがいいかどうかはまた別なのだが。彼の大学時代の話はあまり私の役には立たない(そりゃそうかもしれないけど)。就職活動もしてないし、なんと卒論を書かないで卒業している。
従兄にはすっごく久しぶりに会った。だいたい従兄が私が化粧をしていることに驚いていたんだから3年以上会ってないことになるのか。一緒に食事をして、いろんな話をして、楽しかった。
私は一人っ子のような感じで育てられ、小中高と地元に居座り、今は女子大に通っている。自分とは違う生活をしている人や、異なった世代の人と話をすることがとても楽しいし、刺激になる。
このサイトもいろんな人達が見てくれて、多くの意見を頂いている。こんな小娘に付き合ってくださって感謝したりないくらいですが、これからもどうぞよろしくお願いします。

 

2月6日  隔絶された中で

昨日家の近くで火事があった。駅から帰る途中、通り道から少し離れた現場には消防車や救急車が沢山来ていて、道路は近所の人達でごった返していた。火はもう鎮火していたらしく、どこでおきたものなのか分からなかった。
帰宅してそのことを親に告げた。どこで火事があったのかと聞くと、親はそんなことは知らないという。現場には歩いて5分もかからない。それなのにサイレンも聞こえなかったし、誰の連絡も受けてないから分からないと。
建物の中にこもるということは外からの情報を遮断するということなのか。それもごく身近なことをだ。新聞を読めば、テレビを見れば、確かに情報は得られる。しかしそれは一般に知られるような大きな事でしかない。
今日は一日中家の中にいた。窓から外を見て、今日は雨だということを確認しただけだ。もしかしたらとんでもないことが家の近くで起こっていたのかもしれない。危険なことは身近に起こりうるからだ。

 

2月5日  ボイストレーニング

バイトの友達とカラオケに行った。正月以来今年で2度目のカラオケです。
正月のときもそうだったんだけど、私の声域と声量は落ちているような気がする。いや、確実に落ちているよ。特に高音域がね。SPEEDとglobeとヒスブル歌ってこんなに疲れるとは・・・。
きっと普段から声を出すようなことをしなくなったからだろうな。以前は朝起きて活舌を唱えたりお風呂で歌を歌ってたりしていたけど、最近はほとんどやってないし。早口言葉もあんまり言えなくなってるだろう。腹筋も鍛えてないし、腹式呼吸もあんまりできてないような。
大学生になって結構怠慢な生活をしてきたからか。運動をしなくなったからか。芝居に関わらなくなったからか。
声なんて普段から出してりゃ出るようになるんだし(たぶん)、お風呂で歌を歌うくらいなら出来るかなあ。家族にきかれると恥ずかしいけどさ。

 

2月4日  タワーズ対抗

今日のバイトは忙しかった。あーもー本当に忙しかった。疲れた。日記も書きたくなくなるくらい疲れた(いけません)。
店が忙しくなることくらい予想済みだったのでまあいいんだけど。店が混む理由は、近くの地下街(エスカ)が2月中改装工事で閉店してるから。だからエスカの飲食店でランチとか食べている人は別の所に流れていく。当然一番近いうちの店にもやってくるわけだ。これで他の地下街が定休日で全店休みとかになったらまたまた店は混むに違いない。忙しいのは大変だけど、暇すぎるよりは忙しすぎるほうがいいな。だってつったってるだけでお給料もらえるなんて申し訳ないじゃん。
セントラルタワーズの影響はかなり大きいようです。エスカの改装もタワ―ズ(っていうか高島屋かもしれない)への対抗策だし。他にも改装工事してる地下街あるし。地下街じゃなくてもあっちこっち新しくなっているし。新規開店の店も少なくない。
なんにしろ地下街っていろんな通路があってあちこち繋がってるから改装で通路が閉鎖されてたりして結構不便なんだけど。早く終わってくれエスカの改装工事。

 

2月3日  整頓下手

大学ヘ最後のレポートを提出しに行った。これで後期試験は完全に終わった。結果はちっとも楽しみじゃないけど。
レポートといってもPCで文章を入力してフロッピーを提出するのだったんだけど、今までゼミで行ってきた発表の2頁がどうしてもなかった。おかしいな、データがとんだのか?それはやばい。フォルダを引っ掻き回し、フロッピーを片っ端から調べ、それでも見つからない。もしかしたら研究室のDドライブに入ってるかもしれない、なかったら先生に謝ろう。発表済みの文章だから私がやったという証拠はあるんだもんね、などと半ば居直って大学ヘ。やはり研究室のPCに私の文章は残っていた。というわけでなんとか無事に提出。
私は整理とか整頓とかがものすごく下手だ。物を捨てられない貧乏根性があるのも手伝って、結構物が多い。PCのCドライブの中を見ても、わけわからないフォルダやファイルの多いこと多いこと。デスクトップにはなんと4列並んでいるのだ。多いよねやっぱり・・・(汗)。私にとってはメモ帳とかword並によく使うのでデスクトップにショートカットがあったりします。こんなだからデスクトップが賑やかなんじゃ・・・。
ウェブサイトのお気に入りも一度は整理したんだけど、またごちゃごちゃしてきたな。自分のHP関係と友達のところ、ネットで知り合った人、チャットで会う人、企業、学校関係、HP素材etc.。
だれか良い整理のし方教えてくださいぃぃぃぃ。

 

2月2日  活字中毒者度チェック

「活字中毒者度チェック」というものをやってみた。これはウェブサイトではなくて本に載ってたものです。最近は本当に増えたね、こういうの。

あなたの活字中毒者度チェック(当てはまるものにチェックを入れてください)
1.1日に1度は書店に行かないとイライラする
2.家にある本の半分は読んでいない
3.本をプレゼントしてふられたことがある
4.電車に乗ったとき本か雑誌を持っていないと落ちつかない
5.人に勧められた本には批判的になる
6.読書計画を立てるのが好きだ
7.自分は活字中毒者だと思っていない
8.書店に行ったらまず新刊コーナーをチェックする
9.本を読むより触っている方が好きだ
10.鞄に必ず本か雑誌が入っている
11.今現在探している本が5冊以上ある
12.旅先で書店を見かけるとつい立ち寄ってしまう
13.友達は少ない
14.トイレで大をするときは必ず読むものを持ってはいる
15.書店員になろうと思ったことがある
16.「本の雑誌」を読んでいる

これはかなりマニアックです。もともと「本の雑誌」というものに掲載されていたものだし、半分くらい当てはまれば相当の活字中毒者だと思うぞ・・・。
以下結果です。
0:活中度D  あなたは健全です。このまま健やかな社会生活を営んでください。
1〜5:活中度C 
 軽度活字中毒者。回復の見込みはかなりあります。ただし症状がこれ以上進まぬよう日々の注意が肝心です。
6〜10:活中度B 
 重度活字中毒者。とりかえしがつかなくなる前に、早めに手当しましょう。
11〜15:活中度A 
 真性活字中毒者。手遅れかもしれませんが、あきらめず少しずつ治していきましょう。世の中には本以外にも愉しいことがあるはずです。
16:活中度特A 
 めぐろこおじ的活字中毒者。もう治る見込みはありません。健全な社会生活は諦めてください。
めぐろこおじ(目黒考二)は「本の雑誌」の発行人だそうです。このあたりはかなり内輪的チェックのようですねえ。
ちなみに私は活中度Bでした。

 

2月1日  縦の関係

久しぶりに「エースをねらえ!」を読んだ。タイトルくらいは聞いたことがあるだろう、テニスマンガであります。読み出したら止まらなくって、コミック文庫の全14巻読破。晩御飯食べてからなんかもう夢中になって読んだ。
途中何度も泣いた。なぜかいつも同じ所で涙が出て来るんだよ・・・。それだけ感情移入できる作品てことかな。しかしこれはただのスポーツマンガ、少女マンガじゃない。それだけは言える。
早い話が主人公岡ひろみのシンデレラストーリーなんだけど、西高校テニス部の先輩後輩がどかどかと出てくるのだ。単にひろみが試合に勝ちあがって世界大会に出るだけじゃない。先輩と試合をするし、後輩の練習にも付き合う。ひろみは主人公だが話の軸にはあまりなっていない。もっと高い視点から見たもの、西高テニス部の時の流れみたいなものが中心だ。
「自分の持っている技術をより高めて後輩へ伝えなさい。それが伝統を受け継ぐものの使命よ。」お蝶夫人はひろみにそう告げる。常に先駆者は捨石である。そうかもしれない。上の代から受け継いだものはきっちりと伝えつづけるべきだと。有形無形をとわず、そのなかに時の流れとそれに携わった人々の魂を感じるのかもしれない。だからこそ、後世に伝えたい、残したいという気持ちが湧くのだろうか。人間社会において真の「縦の関係」とはこういうことなんだろう。幸いながら私の周囲にもそういう環境が存在する。
人の弱さと強さ、誕生と死、使命と努め、そういったものが巧く織り込まれている、精神の高さを感じさせる。やはりこの作品はただものではなかった。