コムオンボ
 15時30分ラムセスU世号はコムオンボへ向けて出航夕食をし、ダンスなど楽しんでいる間にコムオンボへ到着。船は岸壁に着ける。目の前にコムオンボの宮殿がライトアップされて現れる。(写真下)古代エジプトカレンダーレリーフ、医療器具のレリーフ、ナイル川の高さで税金を決めたナイロメーター、ワニの剥製、等々。門を入るといきなり右の図よようなレリーフが次々とライトアップされて湧き出してくるような感じさえする素晴らしい彫刻だ。 
下の写真はレリーフの説明や、医療器具の使い方など象形文字で記されている。コムオンボとはアラビア語でオリンボスの丘という意味で、かつてはオリンボスと呼ばれていた。町の南西約2Km、突き出した丘の頂上に、このコムオンボ宮殿が建っている。
プトレマイオス朝時代に建てられ、ローマ帝王アウグストスの時代に完成した。この神殿には、ホルス神とワニの神であるソベク神のために建てられたものだと言われている。