その他の治療法として以下のようなものがあります。 【精神療法(心理療法)】 医師やカウンセラーと、患者の間に生まれるコミュニケーションを通して心の変調を改善していくのが精神療法です。主なものに「認知療法」があります。 ● 認知療法【無けいれん電撃療法】 患者の頭部に電極をつけて、100ボルト前後の電流を2〜3秒間流す治療法です。現在では手術室で全身麻酔をかけ、筋弛緩薬を投与して通電時のけいれんを抑えて行われます。入院し、週に1〜3回、合計で6〜12回行われます。即効性があるため、自殺の危険性が高く、抗うつ薬の作用を待てない患者や、抗うつ薬が効かない患者に行われます。施術前の記憶が一部飛ぶなどの副作用がありますが、1ヶ月程度で元に戻ります。安全性が高く、効果が高いことから欧米では比較的良く行われており、日本でも近年見直されつつある治療法です。 【光療法】 「季節性うつ病」(高緯度地域に住む人に見られる症状で、毎年冬が近づくにつれて「うつ」状態になり春になると自然に治る)の治療として行われます。2500〜5000ルクス程度の光を1〜2時間浴びることで症状を改善します。 【私の場合】 |