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2003年3月に、ここ さすがに冬場は花が少なくなるので、長持ちするツルウメモドキとカラスウリを飾ろうと思い、カラスウリはお隣や本家でいただけたが、近場の沢筋にあるツルウメモドキは実のつき方が良くない。そこで会堂を建ててくださった大工さん 道の駅に行ったがあいにくお休み。さてと思ったが、道路標示に12月1日より、野反湖方面は冬季閉鎖と書いてあったのを思い出し、それならば今のうちに富士見峠にある野反峠休憩舎「花の駅」に行って聞いてみようと方向転換した。 しばらく行くと、道端に無人の店があり、真っ赤なホウズキが束になっておいてある。車を止め、買おうと思ったが値段が書いてない。そばの空き地でマメを干している人に尋ねたところ、「おれんちだ。ただでくれてやる。」という。嬉しくなって、立ち話をしているうちに、その人は、例の大工さんの一家であることが分かった。今日はツルウメモドキを探しに来たのだがといったら、この辺にはいくらであるが、そう簡単には採れない。一日仕事だ。たいていは絡み付いている木を切り倒して採るのだという。今年もずいぶんとって、市場にみんな出したという。 よっぽどがっかりした顔を私がしたのだろう。家に1本あるからといって、真向かいの山本工業所と書いてある建物の中に入っていった。昔は鍛冶屋をやっていた家なので、 実に見事な枝振りのツルウメモドキを手にして出てきた。「これを、やらー。」という。いくらなんでも、ずうずうしいので、お金をと言うと、「じゃー、200円」。これには参ってしまった。礼をいい、名刺を渡すと、来年、採れたら電話するよという気前のよさだ。
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