ホオジロ(頬白)/スズメ目、ホオジロ科、ホオジロ属

 今、庭にホオジロのつがいがきて、さかんに枯れ草の下など餌をあさっている。今日などは小雪の舞う中を茂みとなったミルトスの根元に出たり入ったりしていて、それを2〜3羽のスズメが盛んにちょっかいを出している。これよりも小さな黒と白で着飾ったシジュウカラもつがいでくるが、これはツッピー、ツッピーとせわしく枝を飛び回っていて、なかなか写真を撮らせてくれない。
 薪ストーブにくべる薪を毎週、割っているが、木のなかにいるカミキリ虫などの幼虫をみつけると庭において部屋にもどるが、ホオジロが早速やってきて、口にする。どこで見張っているのかと感心する。
 この写真はミカンをおいたところへやって来て、つつき始めたので、カメラを取り出し、二重ガラス越しに撮ったものの残念ながら羽の色が出なかった。戸を開けて撮りたいが、チチッと鳴いて飛んでいってしまうのだ。
 教会員の賢尉さんは野鳥の会のメンバーで、年間を通して、探鳥会に行っている。この辺の里山でも、ずいぶんと野鳥がいるそうだ。この辺でもいろいろな鳴声を聞くので、私もいつかは聞き分けられるようになりたい。
 もうすこし暖かくなると、木のテッペンで、「一筆啓上つかまつり候」とホオジロの雄が高らかにテリトリー宣言することはよく知られている。

「高槻のこずゑにありて頬白の さえづる春となりにけるかも」
                            島木赤彦


2005.03.
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訂正
↓最初に載せた写真、これは「ツグミ」でした。
2005.02.
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