ムラサキカタバミ

 ムラサキカタバミ(紫片喰、カタバミ科、カタバミ属、oxalis cprymbosa DC.南アメリカ原産)、日本へは江戸時代に来たというが、今は各地の畑や路傍に、どんどん増え拡がっているので迷惑がられている多年草。これも植えた覚えがないが、何か所かに殖えている。


撮影 2019年06月、本郷町

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アピオス

 アピオス(アメリカホドイモ、マメ科、ホド属、北米原産、APIOS) 接写で撮った植物の写真を見て、面白かったので、これもマクロ・レンズで撮ってみた。日本各地の山野に自生するホドイモは中国南部原産と言われ、これとはちがう。マメ科だけれど、マメではなく、地中にできる塊根を食べる。インデアンのスタミナ食と言われたように、ジャガイモと比べても、カルシュームは3倍、鉄分は4倍、タンパク質5倍、植物繊維5倍、ヴィタミンE、イソフラボンも含むという。以前、里見さんから塊根をいただいてきて植えたら、大げさに言えば、庭中に殖えている。焼いても、茹でてもホクホクしておいしい。この春、大みかの春の合同礼拝でお会いした友にはイモを何個かお持ちした。


撮影 2019年06月、本郷町

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ヘリアンサス

 ヘリアンサス(菊芋擬き、キク科、ヒマワリ属、北アメリカ原産、多年生)。 庭には蒔きも、植えもしない草花が沢山ある。このヘリアンサスもそう。ギリシャ語でヘリオスは太陽、アンサスは花という意味で、これを合わせた名。毎年、どんどん、増えてくるので、春先に随分、刈り取っています。壺に飾る時は、水揚げが悪いので、かなり葉を取らないと、すぐ萎れてしまいます。今朝の礼拝堂はのお花は、ヘリアンサスも使っています。キクイモとかヒメヒマワリと呼ぶ人がいますが、それは別の花です。


撮影 2019年06月、本郷町

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チラホラ

 チラホラだった、ミルトスの白い花が満開です。イザヤもこの花を見たとき、神に感謝を捧げたことでしょう。「茨の代わりに、もみの木が生え、おどろの代わりにミルトスが生える。これは主の記念となり、絶えることのない永遠のしるしとなる。」 イザヤ書55章13節
天上のあまい香りを求めて、さまざまな虫が来ています。


撮影 2019年06月、本郷町

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クサソテツ

 クサソテツ(羽状の葉がソテツに似るので草蘇鉄、若葉の先が巻き込んで、腰をかがめているように見えるので、この辺ではコゴミともいう。Matteuccia stthiopteris、イワデンダ科、クサソテツ属の多年生 シダ)。先日、気づいたが庭のコゴミが今も若芽を出している。もう少し伸びたら採っていただこう。ワラビなどの様にアクがなく、お浸しにするとおいしい。 東日本大震災の時、七ヶ浜の人に東松島はもっとひどいがボランティアが来ていないらしいと聞いたので、丁度その時、ご一緒だった、カメラータ・ジオンのヴァイオリンの小田原先生が運転されて、仮設住宅群を捜しまわりましたが、根古の仮設を見つけた時、その行く道のがけに、コゴミが群生していたことを今も思い出す。


撮影 2019年06月、本郷町

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撮影 2019年06月、本郷町

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フェンネル

 フェンネル(セリ科、ウイキョウ属、和名は中国語のなまりで茴香。Foeniculum Vulgare、ヨーロッパ原産の多年草。)花、葉、種、全てに甘い味とよい香り。何手入れをしていないが、今年も葉を開き、花を咲かせています。ミルトスとともに聖書に、ういきょうと出て来る植物。


撮影 2019年06月、本郷町

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チェリーセージ

 チェリーセージ(シソ科、アキギリ属、Salvia greggii、アメリカ南部、メキシコ原産、半常緑低木、属名のサルビアは、ラテン語の救うという言葉から来ているという。セージは昔から薬、料理、浴用などに使われていた植物で、アラビアのことわざに、庭にセージが生えている家に死人が出るはずがないというのがあるそうだ。セージ類には強い抗酸化作用があるという。ただ、このチェリーセージは、ハーブティ―にするとかいうよりは観賞用。花にはサクランボの香りがあるというが、嗅いでも、口に入れても、シュガーシスターズさんがプレゼントしくださる山形名産のサクランボには、はるかにおよばない。


撮影 2019年06月、本郷町

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ヒルガオ

 ヒルガオ(昼顔、ヒルガオ科、ヒルガオ属、Calystegia japonica、空き地、道端、そこいらじゅうに生えるツル性の多年草。アサガオに対して昼も咲いているからヒルガオ。手元の本には、花も葉も食べられるとあるがこの辺では食べない。むしろ、どこにでも根を伸ばして生えてくるから嫌われもの。ただ、虫に刺された時は、この葉をもんで貼ると効く。葉を天日干しにして煎じて飲むと、利尿、疲労回復、強壮に効くというが、試したことはない。、


撮影 2019年06月、本郷町

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ホオズキ

 ホオズキ(鬼灯、ナス科、ホオズキ属、Physalis alkekengi L.var.francheti.Makino、地下茎で増える多年草)。子どもの頃もこの庭に生えていたから、もう何代になるのだろう。咢は大きく伸びて、実を包むという不思議なことをする植物。ただ、赤くなったこの実をよくもんで、中身を取り出し、口の中でギュッ、ギュッと鳴らして遊ぶ風習は、いつのころからか、なくなったようだ。 根は酸漿根と言って、咳止め、解熱に効くというが使ったことはない。ただ、食用ホオズキにはヴィタミンA 、鉄分が多量に含まれているという。薬草の知識の多くは、今は亡き明 治生まれの母、そして興味を持つようになったのは高校の生物の小林先生、長じては御茶ノ水時代に出会った、日本植物友の会の飯泉先生のお蔭であった。


撮影 2019年06月、本郷町

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撮影 2019年06月、本郷町

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チョウ

 庭にはいろいろなチョウが来ます。キアゲハ、クロアゲハ、コマダラ、ツマグロヒョウモン、ミドリシジミ、ベニシジミ・・・ がなかなか撮らせてくれません。その中でも庭のパンジーに来るモンシロチョウはのんびりしています。


撮影 2019年06月、本郷町

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撮影 2019年06月、本郷町

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カシワバアジサイ

 カシワバアジサイ(柏葉紫陽花、ユキノシタ科、アジサイ属、HYdrangea quercifolia、 北米東部原産の落葉低木)。榛名に来たのは3月だったから、6月になって気づいたのは、初めて見るカシワバアジサイだった。コーン形に盛り上がった花房は、一度見れば忘れないだろう。ただ、花びらに見えるのは花弁。花はその中心にこじんまりとしている。カシワの木は榛名湖畔にたくさん自生しているが、カシワバアジサイの葉は形こそカシワに似ているが、柏餅の葉を思い出せばわかるように、柏の葉はむしろ繊細。カシワバアジサイの葉はごつごつしている。そして秋になると、赤銅色に紅葉する面白い木だ。嶋方さんは、しばらく、カシワバアジサイを礼拝堂のお花に使い続ける。


撮影 2019年06月、本郷町

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撮影 2019年06月、本郷町

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ゲンノショウコ

 ゲンノショウコ(現の証拠、フウロソウ科、フウロソウ属、 Geranium nepalense AWeet subsp。 北海道から九州までの山野に生える多年草。我が家のは白花だが、淡紅色、紅紫色の花もあるという。今、この辺の耕作放棄地では、アメリカフウロが猛威を振るっている。とにかく繁殖力が強い。16年前に榛名に戻った時、そこいらじゅうにゲンノショウコな若葉が生えているので、喜んだが、すぐにアメリカフウロと分かってがっかりしたものだ。子どもの頃は、夏至のころ、花が咲いてから、山道などからゲンノショウコを採って来て、陰干しにし、薄く煎じて、お茶代わりにしたり、煎じて健胃、整腸剤にした。なぜ、花が咲いてからかというと、この頃になると猛毒のトリカブトやキンポウゲとは間違えないで採れたから。ちなみに主な成分はタンニンで、これはアメリカフウロも同じだそうだ。


撮影 2019年06月、本郷町

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