カキドオシ

 カキドオシ(籬通し、別名 カントリソウ=癇取り草、シソ科、カキドオシ属、Glechoma hederacea L. 野原に生える多年草)。 カキドオシは垣根の間を通って伸びるから、名づけられた。カントりソウは、この全草を煎じて、子どもの夜泣き、ひきつけ、即ち癇に用いられたから。良い香りがあり、花もきれい。


撮影 2019年04月、本郷町

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ボタン

 ボタン(牡丹、ボタン科、ボタン属、中国北西部原産。Paeonia suffruticosa、落葉低木)。愛する国、臺灣の国花。日本には天平年間に薬用として渡来し、根が鎮痛、解熱等に使われたという。今ではいろいろな園芸品種がつくられ、30~40種があるという。


撮影 2019年04月、本郷町

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ネギ

 ネギ(葱、ユリ科、ネギ属、Allium fistulosum L.アルタイ地方が原産の栽培される多年草)、今日はたっぷりと心臓リハビリテ―ションで3時間。帰りにネギ畑を通ったのでパチリ。ネギは我が家の庭でも作っているが、地上部は越冬し、花が咲いた後に枯れる。白いところは鱗茎、ここと緑の葉を食用にする。群馬は特に下仁田ネギが有名。すき焼きにすると最高。


撮影 2019年04月、本郷町

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撮影 2019年04月、本郷町

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コゴミ

 コゴミ(別名 草蘇鉄、イワデンダ科、クサソテツ属、Matteuccia struthiop 、沢すじなどに群生する多年性シダ)。ワラビと違ってアク抜きもいらず、クセもなく、かつ、たくさん採れるので、春の山菜の中では好きなものの一つ。さっと茹でて、削り節と醤油で良し、天ぷらもいい。ここに来た時、六合村の大工さんから頂いた株がふえ、今年は豊作である。


撮影 2019年04月、本郷町

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撮影 2019年04月、本郷町

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クサノオウ

 クサノオウ(瘡王、ケシ科、クサノオウ属、Chelidonium majus L. takeha 草丈は25~50㎝にもなり、平地の日当たりの良い所に生える越年草)、茎や葉を折ると白い液が出てくるが、すぐに橙黄色に変色する。昔はこの葉などを煎じて塗って丹毒などの治療に使ったというが、全草が有毒で口に入れると嘔吐、昏睡、呼吸麻痺を起こすというから注意したい。見るからに毒々しく、到底、口に入れる気にはならない。


撮影 2019年04月、本郷町

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撮影 2019年04月、本郷町

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ナシ

 ナシ(梨、和梨、バラ科、ナシ属、Pyrus pyrifolia var.culta,Makino ) 榛名は梨の特産地。もう7年、多くの方々のご協力を頂いて、東北の友人に時季になるとお届けしている。梨原では作業がしやすいように、棚をつっているが、この庭の梨は高木になっている。


撮影 2019年04月、本郷町

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撮影 2019年04月、本郷町

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イカリソウ

 イカリソウ(碇草、メギ科、イカリソウ属、丘陵、山野の樹下に生える多年草。Epimedium grandiflorum)。 8枚の咢、4枚の花弁がイカリの形をしているので名付けられた。漢方では、淫羊霍と言われ滋養強精に効くとされるが、心臓の悪い人、胃腸の弱い人は止した方がいいと言われる。


撮影 2019年04月、本郷町

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ホンカイドウ

 ホンカイドウ(本海棠、バラ科、リンゴ属、Malus Spectabilis 中国原産の落葉小高木)。 園芸には花海棠が有名だが、これは本物の海棠であると主張して名付けられた。秋に2cmくらいのリンゴに似た実をつけるが、食べられる。


撮影 2019年04月、本郷町

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撮影 2019年04月、本郷町

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サクラソウ

 サクラソウ(桜草、Primmula sieboldi E.Morren、サクラソウ科、サクラソウ属、山野の湿地に生える多年草)。荒川河川敷のサクラソウが全滅かと騒がれた埼玉県。その後、どうしただろう。 ムラサキケマン(紫華鬘、Corydalis incisa Pers、ケシ科、 ムラサキケマン属、家屋の北側、、畑の近くの日陰などに生える越年草)。 こどもの頃、庭の草取りをするとき、本能的に触るのも嫌った草の一つ。確かに全草が有毒で、食べたりすると嘔吐、酩酊状態、心臓麻痺を起こすというが、ただ、死亡例は報告されていないという。 見るだけでも毒々しく、だれも食べる気はしないと思うが。


撮影 2019年04月、本郷町

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撮影 2019年04月、本郷町

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ハクモクレン

 ハクモクレン(白木蓮、モクレン科、モクレン属、Magnolia denudata 、中国原産の落葉高木) この長さが7㎝もある白い花は芳香がある。花弁は6個、咢は3個だが、ど ちらも白く見分けがつきづらい。幸い、これはヒヨドリが突っつかない。今朝の霜にも負けなかった。 このツボミを乾燥させたものを煎じて飲むと頭痛、鼻炎に効くという。


撮影 2019年04月、本郷町

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撮影 2019年04月、本郷町

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