ニラ

 ニラ(韮、ユリ科、ネギ属、Allium tuberosum Rottl、旧大陸の温帯に広く分布、多くは畑に栽培される多年草)。いつ頃、庭に植えたか覚えていないが、高校の頃は既にあって、母が摘んでは重宝していた。かわいい白い花は径6~7㎜、半球形に密生する。


撮影 2018年08月、本郷町

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撮影 2018年08月、本郷町

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ヘクソカズラ

 ヘクソカズラ(アカネ科、ヘクソカズラ属、Paederia scandens、全草にかなりの悪臭があるため、こんな名がついた。又、ヤイトバナともいうが、ヤイトとはお灸のことで、花を真上から見ると、花冠は長さ1僂らいの白い筒形、内側が赤くなっているのが、お灸の跡に見えると、名がついた。山野の草地に生える多年草)。この春から体調がすぐれず、今もって、力仕事があまりできない。そんなわけで、庭の草は生え放題、先月、東京の孫が来た時、刈り払い機でかなり除草してもらったが、庭木にからみついている、ヘクソカズラ、ヤブカラシは、そのまま。今朝、早く、少しはむしりとったが、多くが残っている。回復につれて、このような作業もできるようになると期待している。


撮影 2018年08月、本郷町

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撮影 2018年08月、本郷町

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マルバルコウソウ

 マルバルコウソウ(丸葉縷紅草、ヒルガオ科、ルコウソウ属、熱帯アメリカ原産のツル性1年草。Ipomoea coccinea)。観賞用に栽培されたという。確かに径1cm足らずの黄紅色の 花はかわいいが、今は関東の南群馬まで北上して来て、田畑のヘリや小川の岸辺に群生する農家の嫌われ者。


撮影 2018年08月、本郷町

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ローズマリー

 ローズマリー(まんねんろう、シソ科、ローズマリー属、Rosemarinus officinalis L. 地中海沿岸原産の常緑小低木)。薬用植物、古くから愛好された代表的なハーブ。属名のロスマリヌスは、海の雫の意味。枝の間に咲く花が波の雫を連想させるからという。葉、花を肉料理に使ったり、又、脳細胞を活性化し、記憶力を高めるというから、私なんかにはいいかもしれない。


撮影 2018年08月、本郷町

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撮影 2018年08月、本郷町

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ワルナスビ

 ワルナスビ(悪茄子、ナス科、ナス属。Solanum carolinense、)。1930年頃に渡来した多年草。花だけを見る限り、じゃが芋の花と同じように見えるが、和名を牧野富太郎博士がつけたように、繁殖力が強いから、見つけ次第、根から取り除かないと、あっという間に庭を覆いつくす。全草にソラニンという毒を持っている、これはジャガイモの芽に含まれている毒と同じ。同じ属には驚くなかれ、クコ、ホオズキ、トマト、ナス、ジャガイモがある。


撮影 2018年08月、本郷町

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ワレモコウ

 ワレモコウ(吾亦紅、バラ科、ワレモコウ属、Sanguisorba officinalis 山野の草原に生える多年草)。夏から秋にかけて、楕円形の頭上花序の先から咲く。なかなか風情のある花。もっと、精細にお見せしたいが、私のレンズではこれでいっぱい。葉をちぎって手でもむとキュウリのにおいがするので、私の子どもこの頃は「キュウリッパ」と言った。今、私の回りにいる子どもたちは、どうも山野草には興味がないようだ。遊びに来る小学生たちに、夏休みの自由研究に榛名の山野草の観察はどう? と持ちかても、あまり乗ってこない。昔、長男は小学生の頃、夏休み中、母親、弟の3人で宣教師の別荘に泊めていただいて、軽井沢植物園の佐藤先生のご指導を頂きながら、3年かけて、800種以上を採集し、押し花にして6年の時、学校に持って行って、先生を驚かしたことがある。その息子も今は50を過ぎて、会社人間である。


撮影 2018年08月、本郷町

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カラスウリ

 カラスウリ(ウリ科、カラスウリ属、Trichosanthes cucumeroides) 日本では東北以南から琉球列島に自生する、つる性の多年草。秋になって、真っ赤に熟した実はきれいで、毎年、礼拝堂に飾っている。子どもの頃、まだ、みずみずしい赤い実を潰して、アカギレなどに付けると効いたものだ。 今はそのような民間療法も絶えてしまった。この仲間のキカラスウリの根塊をすりおろして、その粉を乾かしたものが天瓜粉、今でいうベビーパウダー。


撮影 2018年08月、本郷町

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