ミツバ

 ミツバ(セリ科、ミツバ属、Cryptotaenia japonica Hassk.多年草)。山にも生えているし、この庭にはいっぱい自生している。 古くから香りを楽しむ野菜として重宝された。春においでになり、摘んでください。この花はご覧になったことはないでしょう。私のレンズではこれで限度。 ツユクサ(ツユクサ科、ツユクサ属、Commelina communis L.、道端などどこでも生えている1年草)。茎は地表を這い、多く分枝するので、雑草として、きらわれている。


撮影 2018年07月、本郷町

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撮影 2018年07月、本郷町

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ヒメヒオウギズイセン

 ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙、アヤメ科、ヒメトウショウブ属、Crocosmia X crocosmiiflora 今から120年前ころに渡来した多年草という。同じ属にはグラジオラスがある)。 庭などに栽培されるが、この辺では邪魔ものあつかい。根茎で増えるのだと思うけれど、思いがけぬところに、生えてくることがある。ここ、一か月ほど、変な症状が続いていたので、医師に診てもらっていたが、やっと今日、膀胱鏡検査。細い血管からの出血でガンではなかった。そんなことからか、帰って来て駐車したら、この花が目に入った。


撮影 2018年07月、本郷町

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撮影 2018年07月、本郷町

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オモチャカボチャ

 オモチャカボチャ(ウリ科、カボチャ属、Cucurbita pepo、 1年生)、実は径8~10cmくらいで、たくさん成る。ペポカボチャの仲間で食べられないが実の色がさまざまなので、飾ったりするからオモチャカボチャと名付けられた。昨日、久しぶりに訪問した教会員のお庭になっていて、戴いて来た。飾っておくとやがて、腐ってくるので、一昨年はゴミ捨て場に捨てたが、翌年、芽が出てきて、勿論、実もなった。


撮影 2018年07月、本郷町

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撮影 2018年07月、本郷町

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ヤマフジ

 ヤマフジ(山藤、マメ科、フジ属、Wisteria brachybotrys、落葉藤本、このつるは左巻きだから、ヤマフジ。右巻ならノダフジ)。毎週、木曜日は心臓リハビリテ^-ションの日、週に三日来いと言われるが時間が取れない。 2、3日前から何だろうと気になっていたが、今日帰って来て、そばにいって見たら、なんと季節外れのフジの花。この暑さで、まあ、よく咲いたもの。


撮影 2018年07月、本郷町

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撮影 2018年07月、本郷町

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ウイキョウ

 ウイキョウ(茴香、セリ科、ウイキョウ属、Foeniculum vulgare、コーカサス地方から地中海西岸にかけて自生している多年草)。庭には何種類ものハーブがあるが、私の好きなのはこれとミルトス(銀梅花)。ウイキョウはイザヤ書 28: 25にも出てくる、同じくセリ科でイノンド (マタイ 23:23)と出てくるのは、ディルといって1年草。ウイキョウは葉、特に種子に独特の香りと甘さがあり、主成分はアネトール。日本でも、ある歯磨き剤に入っており、ヨーロッパでは食後のチューインガム代わりに、この種子を口に入れて噛むとも言われる。私も庭仕事をしている時、よく口に葉を放り込む。


撮影 2018年07月、本郷町

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撮影 2018年07月、本郷町

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ハイビスカス

 ハイビスカス(扶桑花、アオイ科、フヨウ属、Hibiscus rosa-sinensis、中国南部原産の常緑低木)。 玄関先に1mほどの鉢植えがあって、来る方々を「ようこそ!」とばかり咲いている。私の方は相変わらず、疲れがとれません。食欲も少ない。なかなか、通常の仕事に戻れないので、ウオーミングアップのつもりで、このような花便りも出しているのですが。


撮影 2018年07月、本郷町

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ヤマハギ

 ヤマハギ(山萩、マメ科、ハギ属、Lespedeza bicolor var.japonica、山野に生える落葉低木。高さは2mには届かない。この庭のもう1本のミヤギノハギのような大きな株を作らないし、はなやかさはないが、そのかわり6月から咲き始め、9月ころまで咲いている。


撮影 2018年07月、本郷町

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キクイモ

 キクイモ(菊芋、キク科、ヒマワリ属、Helianthus tuberosus 高さが2mにもなる、根茎を持つ多年草、別名 サンチョーク)。今年は春先から体の具合が悪く、庭の手入れができなかったので、キクイモは増える一方。江戸時代に家畜の飼料用にアメリカら入ってきたと言われます。この辺では、まるで雑草のように、そこいらじゅうに生えています。戦後の食糧難時代は、この芋を茹でたりして食べたものです。少し、落ち着いてきてからは、この根塊を薄切りにして、梅酢に漬けてポリポリと食べましたが、今は見向きもされません。しかし、この根茎に10~20%も含まれる水溶性植物繊維であるイヌリンの薬効について、テレビなどで盛んに宣伝されています。食事で摂った糖質の分解をとめ、吸収を抑え、血糖を下げるそうです。どう� �うわけか腎臓も元気にするとか。秋になったら、あげますから掘りに来てください。


撮影 2018年07月、本郷町

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オシロイバナ

 オシロイバナ(御白粉花、オシロイバナ科、オシロイバナ属、Mirabilis jalapa、南アメリカ原産、この辺では冬になると茎や葉は枯れるが根は生きている。暖かい地方では茎葉も枯れない多年草。この辺では昔からあり、今も庭の片隅に、野生化して咲いていたりする。花弁のように見えるのは咢。和名の由来は、黒くなった果実、胚乳を潰すと、オシロイのような白粉が出てくるから。子どものころは、女の子たちがおままごとで、オシロイのように顔に塗って遊んだ。


撮影 2018年07月、本郷町

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撮影 2018年07月、本郷町

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サンゴジュ

 サンゴジュ(珊瑚樹、スイカズラ科、ガマズミ属、Viburnum awabuki、常緑小高木)。嶋方さんの庭にこの木が一本あり、今は花が少ない時期なので、この赤い実のついている枝を切ってきて使った。8月5日の週報の表紙を飾るが、ボリュームが出て、なかなかよろしい。彼を含め、だれも名前を知らなかった。手元の本には、関東南部以南に自生とあるから、この辺では珍しいのかも知れない。以前、御茶の水にいた時、道路に面していた建物が古くなったので、取り壊したとき、役員はそこにブロック塀を作ろうと言ったのだが、そこは区道に面しており、小中高生、予備校生の通学路となっていたので、私がその危険性や、御茶ノ水地区は緑の多い所であったので景観上もふさわしくないことを指摘して、当時、静岡県、大井川教会にいらっしゃった故寺門先生が苗を沢山、お持ちと聞いたので、何十本か分けて頂き、自分で移植した。榛名の本家から、竹を頂いてきて、添え木にしたので、よくつき、やがて15mもの立派な生垣となった。サンゴジュ、モッコク、タラヨウは葉や枝に水分を多く含んでいて、なかなか燃えないので、防火樹として、生垣に多く使われる。 皆さんは覚えていらっしゃるでしょうか、もう、20年以上も前の阪神淡路大震災の時、長田区一帯は大火災で燃え尽きたが、その時、サンゴジュなど、ある種の樹木の防火力が話題になったことを。


撮影 2018年07月、本郷町

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撮影 2018年07月、本郷町

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撮影 2018年07月、本郷町

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