庭の柿

 久しぶりの快晴。窓から見る庭の柿も色づき、朝日に輝いているので、思わずパチリ。今年は摘果を怠ったので、小粒である。今日、午後にでも、もいでかじってみよう。


撮影 2017年09月、本郷町

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キクイモ

 キクイモ(菊芋、Helianthus tuberosus、キク科、ヒマワリ属)、北アメリカ原産の帰化多年草。植えた記憶はないのだけれど、毎春、ごっそり芽を出す。塊茎は大きく、イヌリン(多糖体)を多く含むが、人は食べても消化能力がない。果糖製造の原料となり、フラクトーズを多く含む。これは、人が摂取しても消化できないから血糖値は上がらない。その他、多量の植物繊維、ミネラル、ビタミン類を含む。昔、戦中、戦後は飢餓を防ぐ食料にもなった。 キバナコスモス(Comos sulphureus、キク科、コスモス属)。メキシコ原産の1年草。大正初期に渡来。1930年代から広がり始めたというが、子どものころの榛名で見た記憶はない。今はどこでも、大きな群落をつくっている。礼拝堂の大切な花材の一つ。


撮影 2017年09月、本郷町

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撮影 2017年09月、本郷町

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クサキョウチクトウ

 クサキョウチクトウ(ハナシノブ科、クサキョウチクトウ属、Phlox paniculata、 北アメリカ原産の多年草)。この辺の農家は戦時中でも、庭に花を絶やさなかった。よく覚えているのは、ダリヤ、カンナ、これは今はあまり見ない。今も変わらずに咲いているのが、オイランソウといった、このクサキョウチクトウ、またはフロックスである。花魁の頭飾りに似ているので、俗においらんそうと言った。


撮影 2017年09月、本郷町

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撮影 2017年09月、本郷町

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イヌタデ

 イヌタデ(犬蓼、アカマンマ、タデ科、タデ属、Persicaria longiset Bruyn、そこらじゅうの道端などにみられる1年草。植物の名につく、「イヌ」は、たいてい役に立たないという意味に使われている。これも「タデ」なのに辛くなく、香辛料の役に立たないということから名づけられている。今の特に都会育ちの人は、この赤い実をお赤飯にみたてて、おままごとをしたことがないだろう。ここからアカマンマ、またはアカノマンマという俗名が出てきている。こうしてみれば、かわいいが、農家の人にすれば邪魔な雑草。


撮影 2017年09月、本郷町

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撮影 2017年09月、本郷町

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撮影 2017年09月、本郷町

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