聖書のお花

 聖書のお花、ミルトス、和名 銀梅花 Myrtus communis が咲き始めました。昨年は剪定しすぎて、花のつきが悪かった分、今年はいっぱいにツボミをつけています。そばを通って皆さん、礼拝堂に入りますが、控えめながら、さわやかな香りに心もきよめられる思いです。今は3メートル四方の丸型になっています。イザヤ 41:19にも出てきます。神の恵みの象徴です。


撮影 2016年06月、本郷町

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撮影 2016年06月、本郷町

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撮影 2016年06月、本郷町

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ハイビスカス

 ハイビスカス(扶桑花=ブッソウゲ、アオイ科、フヨウ属、Hibiscus rosa−sinensis、中国南部原産の常緑低木)。ご存じ、ハワイの州花。同じ仲間のムクゲは韓国の国花。この花の面白いところは、オシベが花の外に突き出しているところ。強い木で、挿し木でどんどん増える。ちなみに、扶桑とは、大辞林をひくと、「昔、中国で、東方の海中にあるという神木の意味。そこから日の昇るところとも。古くは日本の異名でもあった。」 これは鉢植え。


撮影 2016年06月、本郷町

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クリ

 クリ(栗、ブナ科、クリ属、Castanea crenata、)。道をへだてた、小川の辺に持ち主不明の大きな栗の木がある。秋になると、一杯、実を落とすので、下校時の小学生たちが歓声を上げながら拾う。大きい子は、小さな子にイガの剥き方を教えている。雄花は白色で長さ15cmくらいの房状、上向きに咲き、雌花は薄緑色で、長い雄花の基部にかたまっている。今日は薄日なので、盛んに蜂がとびかっている。山村のいいところですね。


撮影 2016年06月、本郷町

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撮影 2016年06月、本郷町

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黄色のボタン

 ウチワサボテン(団扇仙人掌、サボテン科、サボテン属、Opuntia ficus-indica)。メキシコ原産で日本には300年以上も前に渡来しているという。観賞用に栽培される多年草。寒さにも強い、いまごろ、きれいな黄色の花を咲かせ。その後、5cmくらいになる洋ナシ形の実がなり、秋になると赤紫に色づく。刺に気を付けながら皮をむいて食べる。みずみずしく、ほのかに甘みがある。私が榛名に戻って来て、浜名さんが教会に来るようになってから、庭で見つけ、食べられると教えたので、秋の食事会の恒例になっている。トゲには顕微鏡で見ないと分からないくらいの細かな逆刺があり、うっかり刺すと、なかなか抜けず面倒である。

 キキョウ(桔梗、キキョウ科、キキョウ属、Platycodon grandiflorum、)。北海道西南部から、琉球列島まで、日当たりのよい山野の草地に自生する多年草だが、減ってきている。万葉集に秋の七草で出てくるアサガオは、キキョウだと言われているが、枕草子には、桔梗(きちこう)と出てくる。キキョウ科の花は多く、ここの庭に咲くホタルブクロも、その一つ。同じ科のツリガネニンジンと同じく、春の若芽はさわやかな香りがあり、お浸しにするとおいしい。この辺では、「ワカナ」と言うほど。


撮影 2016年06月、本郷町

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撮影 2016年06月、本郷町

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