ウラクツバキ

 今日の午後、病で休んでおられる方をお訪ねしての礼拝でした。先週は行けなかったので、おわってからはお茶をいただきながら、話は尽きませんでした。広い庭にはいろいろ なお花も咲き始めていましたのでカメラでパチリ。  ウラクツバキ(有楽椿、ツバキ科、ツバキ属、ワビスケ系、常緑高木)。けっこう大きな花でした。アケボノアセビ(ツツジ科、 アセビ属、曙馬酔木、常緑低木)。字の通り有毒植物。馬が食べると酔ったようにふらふらするのでつけられた名前だという。実際には動物は人間と違って、有毒、無毒がわかると聞く 。たとえば、初夏になると山に放牧される牛などは、スズラン、バイケイソウなどの葉は食べないという。人間は間違って食べて大騒ぎをしますが。


撮影 2016年03月、本郷町

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撮影 2016年03月、本郷町

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撮影 2016年03月、本郷町

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水仙

 今朝は寒かったのですが、朝の礼拝が終わって、一休みした今は暖かな日差しが出てきました。寒暖の差に負けず、水仙の仲間がいくつか咲いています。一つ一つ名前がありそ うですが、ちょっとわかりません。


撮影 2016年03月、本郷町

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撮影 2016年03月、本郷町

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撮影 2016年03月、本郷町

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撮影 2016年03月、本郷町

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撮影 2016年03月、本郷町

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トサミズキ

 トサミズキ(土佐水木、Corylopsis spicata Sieb et Zacc、マンサク科、トサミズキ属、落葉低木)。高知県の蛇紋岩、石灰岩の山地に自生するというが、ほとんどは観賞用 に栽培している)。ここの庭の木は、10年前に、たくみの里で鉢植えを買ってきたもの。初めは丈を低く剪定していたが、嶋方さんが礼拝堂の生け花に使いたいので切らないでと頼む ので、今は伸び放題。淡黄色の花は、よく見るとなかなか味わいがある。4月に入ると、榛名山の沢筋にたくさんのもアブラチャン、ダンコウバイの黄色の花が見られる。トサミズキは 挿し木でも増えるので、欲しい方は枝を切って行ってください。


撮影 2016年03月、本郷町

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撮影 2016年03月、本郷町

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撮影 2016年03月、本郷町

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サクラサク

 「サクラサク」という電文は今もあるのでしょうか。今日の午後、薪を積んでいて、、気づきましたが庭のサクランボの花が満開です。一作年、戴いた鉢植えのサクランボを、 そのまま庭に下しましたところ、去年は咲かず、初めて咲きましたが、すでに満開です。樹高はま、60僉これからが楽しみです。花は摘んだほうがいいかもしれませんね。


撮影 2016年03月、本郷町

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バイモ(貝母)

 バイモ(貝母、ユリ科、バイモ属、Fritillaria verticillata Willd、多年草)。鱗茎は半球の形をしているので、原産地の中国で貝の名がつけられた。別名をアミガサユリと もいう。花の中をのぞくと、紫色のくっきりとした網目模様があるので名付けられた。牧野の図鑑では、この名で載っている。夏になると葉も茎も枯れてなくなってしまうので、はじめ はびくりした。しばらく前に、鎌倉の晶子さんからいただいた苗がやっと咲きだしたので、ほっとしています。


撮影 2016年03月、本郷町

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撮影 2016年03月、本郷町

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ネコヤナギ(猫柳)

 ネコヤナギ(猫柳、ヤナギ科、ヤナギ属。Salix gracillistyla)、 かつてはこの辺の河原、田んぼの中の小川沿いに普通に生えていたが、どいうわけか、ほとんど見なくな った。それでも山に入ると、まだ生き残っているので、恐らく人間の生活水と何らかのかかわりがあるのだと思う。冬には芽を覆うかのように赤褐色の鱗片に覆われているが、春を知ら せるかのように、その着物をぬぎ、銀色のやわ毛におおわれた、何かの尻尾のような尾状の花序を見せる。そのさまが小さな動物を想わせるので、この辺では「コロコロ」と呼び慣らす 。まもなく、その間から赤い葯をぞっくりと出し、次第に色を変えていく。この3枚の写真で、そのようすが見て取れますでしょう。これは丈夫な木で、生け花に使った後でも、枝を切 り戻して、?? ?った所に挿し木をすれば、1〜2年の内に、かわいいコロコロを見ることができるでしょう。欲しい方、お送りします。


撮影 2016年03月、本郷町

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撮影 2016年03月、本郷町

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撮影 2016年03月、本郷町

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清水さんのお庭のお花

 今回も、清水孝倫さんの多大のご支援を頂いて、昨日、石巻に行ってきましたので、今朝は報告に行ってきました。汗ばむくらいの日差しの中、広いお庭を案内していただきま した。今は珍しくなったオキナグサ(翁草、キンポウゲ科)の大きな株がありました。花弁に見えるのは萼片。ご多分にもれず、これも有毒植物。カタクリ(片栗、ユリ科)。昔はこの 根茎から片栗粉をとった。同じように葛粉は、きわれものの葛の根茎からとったもの。東北の知人の話では、いたるところの山にカタクリが咲いていて、この花をとって、食べるという ぜいたくな話を聞いた。シャクナゲ(石楠花、ツツジ科)、かなり違った印象を受けるが、花も葉も、よく見れば似ている。まだまだあったがとりあえず。


撮影 2016年03月、本郷町

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撮影 2016年03月、本郷町

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撮影 2016年03月、本郷町

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