アシタバ

 アシタバ(明日葉、セリ科、シシウド属、Angelica keiskei (Miq.)Koidz,常緑多年草) もう60年にもなろうか、初めて伊豆大島を訪ねたとき、宿の夕食に見たことのない野菜?のフォンデュが出た。何かと聞くと、アシタバだという。いくら葉を摘んでも、明日には、もう葉が出てくるのだと聞いた。新鮮な味であった。その後、教会では毎年、西伊豆の岩地海岸で家族バイブル・キャンプを開いていたが、そこには、いたるところに自生していた。榛名に来て、従兄の庭に生えていたのを見つけ、一株いただいたのが今も元気である。が、家人は口に合わないらしい。ちなみにこの庭に生えているセリ科には、ほかにセリ、ドクニンジン、ミツバ、ヤブジラミ、イノンドがある。はるなキリストの教会 小幡 史朗


撮影 2015年10月、本郷町

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シユウカイドウキ

 シユウカイドウ(秋海棠、シユウカイドウ科、べゴニヤ属 Begonia evansiana Andrews)強烈な低気圧で風がひどく、裏に咲いているシユウカイドウも倒れそうです。以前、台湾の教会を訪ねたとき、友人が台北から、東岸の花蓮を経て、太魯閣を抜け、山道を通り、台中に抜けたことありました。途中で、がけ崩れに遭い、カトリック教会に頼み、泊めていただいたことも懐かしい思い出です。谷関?の小さな茶屋で食事をしましたが、その老女は日本語ができ、日本人の牧師に会ったのは初めだと言われたことも衝撃でした。車窓から見る山道には、べゴニヤがたくさん咲いていて、後で調べたら、中国原産と知り、なるほどと思いました。


撮影 2015年10月、本郷町

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ホトトギス

 我が家の庭のかなりの部分は草原、または庭木が茂って、山陰の体をなし、木陰には、いまホトトギス(杜鵑草、ユリ科、ホトトギス属)が咲いています。東側の陽のあたる土手には、12年前にいただいた、多くのハーブの中のチェリーセージ(シソ科)が、春からまだ、赤い花を咲き続けています。この常緑の小灌木は寒さに強い。その上の生垣には、マタタビ科のサルナシのツルが生い茂り、今、甘い実がたくさんなっています。町育ちの浩子にたべさせたが、勇気があっておいしいという。謙は、こわごわと口に入れたが? 


撮影 2015年10月、本郷町


撮影 2015年10月、本郷町

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オモチャカボチャ

 オモチャカボチャ。9月にグリーン・カーテンにしたオモチャカボチャの写真をお届けいたしましたが、秋になり役目を終え、今日、取り外しました。小さなものでは直径5cmくらいの大きさの堅い、硬い実が何個も収穫できました。これは食用にはならず、観賞用です。


撮影 2015年10月、本郷町


撮影 2015年10月、本郷町

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チャノキ

チャノキ(茶の木、別名 茶。ツバキ科、ツバキ属、Camellia sinensis)。本場の中国では、時に野生化する常緑小高木。今、お茶の花が、礼拝堂の前で満開なので、改めてご覧に入れます。品の良い5弁の白いお花を下向きに咲かせます。ほのかな香り、私にないせいか、ことさら、つつましやかさにぞっこんです。榛名にきて、すぐに狭山から取り寄せ、10本ほど植えました。来年、夏も近づく八十八夜ごろ、あかねたすきに、管の笠で茶摘みをしてもらいましょうか。。


撮影 2015年10月、本郷町


撮影 2015年10月、本郷町

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ミズヒキ

 ミズヒキ(水引、タデ科、ミズヒキ属、Antenoron filiforme) 牧野の図鑑には、日本各地、および朝鮮半島、中国、インドシナ、カシミール、ヒマラヤの温帯、暖帯に分布する多年草とあります。みなさん、ミズヒキというと、1,2本、楚々と立つ姿を思い出すでしょうが、我が家のミズヒキは、ごっそりまとまって生えていて、写真はなかなかよく撮れません。庭には白花のギンミズヒキも咲いていて、この葉には面白いことにヤマ形の茶色の紋様があります。黄色の花のキンミズヒキも咲いていますが、これはバラ科。今日は気持ちのよい秋日和ですが、先週の金曜日は癌の追跡検査(PSA値は上がっているが、基準値4.0に対して0.08だから、まだなんということはない)。今日は心臓の診察(牛さんの弁はお蔭様で順調に働いていてくれまして有難いこと。血中酸素も98%)。そして明日は脳梗塞の、その後の検査のMRI.と続くので、何となく気ぜわしい今日を庭の花々に慰められています。


撮影 2015年10月、本郷町


撮影 2015年10月、本郷町

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ギンミズヒキキ

 ギンミズヒキ(銀水引き、タデ科、Antenoron filiforme albiflorum)。昨日、ご覧にいれたミズヒキは、4個ある咢のそれぞれが上が赤く、下は白いので、上から見ると赤く見え、横から見ると紅白に見えるので、紅白の水引になぞらえ名づけられた。その白花種、ギンミズヒキは、その咢が上下とも白い。この庭にあるのは、葉にヤマ形の紋様もある。今日も午前中は脳外科病院での定期診察。MRIの所見は1年前と比べても、腫瘍、動脈瘤、梗塞ともなし。頸動脈も同じ。モニターを見ながら説明してくださり、医師も、「よかったですね。」 ね。


撮影 2015年10月、本郷町


撮影 2015年10月、本郷町

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スイートバジル

 スイートバジル(シソ科、メボーキ属、Ocimum basilicum)。明日、ふたたび東北各地を訪問するので、午前中はその準備で飛びまわっていた。玄関に入るとき、強い芳香でバジルが、ここに咲いていますよと呼び掛けた。ギリシャ語でハーブの王様、インドでは聖なるハーブとされるそうだ。榛名は寒いので多年草にはなりえないが、ずいぶん前に植えた苗だが、毎年、種がこぼれて芽を出し続けている。先日、浩子さんがパスタに使うと摘んでいったが、もうわからないくらい葉が伸びている。


撮影 2015年10月、本郷町

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シュウメイギク

 シュウメイギク(秋明菊、キンポウゲ科、イチリンソウ属,Anemone hupehensis Lemoine, var,japonica ) 古老に聞くと、昔は山野に咲いていたそうだが、私には記憶がない。まだ、古老ではない証拠? このあたりの庭には栽培というよりも、地下茎で自生に近い状態で、どんどん繁殖するので、春先にはかわいそうだが取り除かないと、庭全部を占領されてしまうほどである。ご希望ならば、来春に苗をお送りいたしましょう。茎は直立し、まばらに分枝し、背丈は1mにもなる。白い花弁に見えるのは咢だそうだ。学名には「ジャパン」が入っている。キンポウゲ科にも、学名に「ニッポン」とか、「ジャパン」が付くのが多い。これは、もともと日本にあった植物というよりも、幕末に来た諸外国の博物学者が積極的に調べ、採集し、世界に先駆けて発表したからだろう。事実、このシュウメイギクは中国が原産地といわれている。有名なのはシーボルトが名付けた紫陽花の学名がある。


撮影 2015年10月、本郷町


撮影 2015年10月、本郷町

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オオマツヨイグサ

 オオマツヨイグサ(大待宵草、アカバナ科、マツヨイグサ属、Oenothera erythrosepala Borbas) 来週、朝の礼拝のあとに、みんなで榛名湖にモミジ・ハイクに行くので、午後、実踏。なんとオオマツヨイグサが、まだ咲いていた。明治年間に、北米から帰化した植物。川原、道端などに生えている2年草である。1m以上も伸び、茎には堅い毛がある。まもなく枯れて、ロゼット状に葉を広げ、冬を越す。黄色の花は、さっと茹でて、酢の物にするとおいしいというが、ちょっと、口にするのはかわいそう。


撮影 2015年10月、本郷町


撮影 2015年10月、本郷町

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