ヤマイモ(山芋)

 ヤマイモ(山芋)。ヤマノイモ科、ヤマノイモ属。別に植えたのではないが、何か所かにかけて、太い蔓が張っている。昨年、トロロ汁を作ろうと根を掘ろうとしたが、木の根の下に伸びていて、手が負えなかった。下に垂れ下がっていた緑白色の小花はすでに終わり、今は雌花が3個の丸い翼をもった?果を実らせている。これは秋もふかまると乾いて、風にくるくると飛んで行く。鼻につけて遊ぶ子どものおもちゃでもあった。葉腋につく珠芽は、この辺では「イモゴ」と言うが一般にはムカゴといわれ、塩味にしてご飯に炊き込んでもいい。ちょっとさわるとポロッと落ちてしまうが、採ろうとしたらずいぶんあると思う。


撮影 2014年10月、本郷町


撮影 2014年10月、本郷町


撮影 2014年10月、本郷町

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フジバカマ(藤袴)

 フジバカマ(藤袴)、キク科、ヒヨドリバナ属。全国的に絶滅が心配されいる花の一つ。花や茎を乾燥させると、「桜餅」の香りがします。ここ上州一帯の低山には、同じ仲間のヒヨドリバナやヨツバヒヨドリをよく目にします。教会の仲間と再来週あたり、いろいろな都合がつば、玉原のブナ林にハイキングを計画していますが、その登り口などにもヨツバヒヨドリは群生しています。我が家の庭は意識的にミニ草原状を呈していますが、 毎年、フジバカマは増えてきています。そうかといって、山に持って行って移植するのは邪道ですね。


撮影 2014年10月、本郷町


撮影 2014年10月、本郷町

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(芋)団子

 裏の朔子さんが、初めて掘りましたと里芋を一株持ってきてくださいました。我が家の野菜はこのように、全て、無農薬・有機栽培のお野菜をご近所の農家の方から頂いています。有難いことです。親イモは地方によっては捨てる所がありますが、煮つけると、これはまたおいしいお料理となります。今日は花より、(芋)団子をご覧ください。台風が心配ですが。


撮影 2014年10月、本郷町

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ノボタン(野牡丹)

 台風 19号(Vongfong)は沖縄地方から、列島を縦断し、今は東北、北海道に至っていますが、皆さまは如何でしょうか。お見舞い申し上げます。今朝の庭のノボタン(野牡丹)をお送りいたします。ノボタン科、ノボタン属。沖縄には自生していると聞きますが、いつか見てみたいもの。乾燥と寒さに弱いので、榛名では鉢植えにし、冬は室内にいれます。幸い榛名は野分もひどくなかったので、庭の草木も今朝の陽の光を喜んでいます。


撮影 2014年10月、本郷町


撮影 2014年10月、本郷町

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ジニア、キク科、ジニア属

 Yさんから、又、たくさんの贈り物。その中に、おいしそうなパンが沢山ありましたので、風邪をうつさないようにマスクをして、教会の幸おばあさんに持っていきました。ご飯を頂いた後でも、パンを食べるほどにパンが好きなのです。台風後のお庭にはいろいろなお花が咲いていました。ジニア、キク科、ジニア属。この辺では百日草といって、昔からあったお花。むしろ減ってきたかな? ホウキギ(箒木)、アカザ科、最近はコキアなどとカタカナで呼ぶので、何?と思ってしまう。 昔はどの家の庭先にも生えていて、秋に枯れると箒にし、土間には重宝した。秋田などではこの小さな実を集めて、食用にするそうだ。トンブリという。赤くなった穂先をしごいて、細かな実を口にほうりこむと、プツプつとした歯ごたえ、あっさりとした味だ。


撮影 2014年10月、本郷町


撮影 2014年10月、本郷町

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マムシグサ(蝮草)

 マムシグサ(蝮草)、サトイモ科、テンナンショウ属。マムシグサと言われるものは多種あるが、これはカントウマムシグサ。共通して偽茎に蝮のような斑紋があるので、このように呼ばれ、気味悪がられている。雌雄異株で、雌花には小さな液果が棍棒状につき、今の時期、林の中や縁に真っ赤な実が、いつまでも目立つ。有毒植物のせいかも。


撮影 2014年10月、本郷町


撮影 2014年10月、本郷町

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