ネジバナ(捩花、ラン科)

 ネジバナ(捩花、ラン科)。庭に生えているラン科には、このほかエビネ、シュンラン、シランがある。ネジバナだけがカンカン照りの芝生で元気に育っている。螺旋階段のように花序がねじれているので名がついた。ここに咲いているのは花茎の高さが15cm。落ちた種子から増えるというが、今年はずいぶん離れたところにも広がっているのが不思議。私のカメラではこれ以上アップできないので、皆さんにこのお花の造形の見事さをお見せできないのが残念。


撮影 2014年07月、本郷町


撮影 2014年07月、本郷町

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ムクゲ(木槿、アオイ科、フヨウ属)

 ムクゲ(木槿、アオイ科、フヨウ属)。中国原産の落葉低木。6月に同じ科のハイビスカスのお話をしましたが、どうも写真を付け忘れたらしいので、調べましたが、手許にあります記録には写真が添付されてありません。最近はかなりぼけてきました。大変、失礼いたしました。ムクゲは韓国の国花で品の良い花です。この花を見ますと、韓国のあの人、この人を思い出します。病気をしてから、もう長い間、ご無沙汰しています。


撮影 2014年07月、本郷町


撮影 2014年07月、本郷町

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ヘリアンサス(キク科、ヘリアンサス属)

 ヘリアンサス(キク科、ヘリアンサス属)今朝は資源ごみの回収日。お二人の方が当番できてくれますが7~8時まで。私は6時半から9時までいつもいます。今朝は蒸し暑く、体もだるく、仕事に取り掛かれないので、例によってまず、趣味からウオーミングアップ。皆様にはご迷惑をおかけいたします。この花はヒマワリの仲間。元気な草です。どんどん増えますので、好きなだけ切り取って飾れます。水揚げもいいですよ。名前の由来はギリシャ語の太陽+花からきています。苗の欲しい方には差し上げます。可哀想ですが、庭に生えてくる半分以上は草刈り機を使って、なぎ倒しているほどですから。沖縄地方の台風が心配です。


撮影 2014年07月、本郷町


撮影 2014年07月、本郷町

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さるすべり(別名 百日紅、ミソハギ科、サルスベリ属)

 さるすべり(別名 百日紅、ミソハギ科、サルスベリ属)、中国南部原産の落葉高木。江戸時代以前に日本に来ているという。幹がなめらかなので猿も落ちるということから名がつけられたが、そんなことはない。こどもの頃、庭に5mくらいの木があったが、私でも登れた。今、庭にあるのはいつ頃からか野鳥が種を落としていったもの。南の石垣の上に芽が出たが、困るので切ってしまったが、根が残っていて、高さ50cmくらいだが花を咲かせている。今度は剪定して育てよう。実生の木は他にもザクロ、シロダモなどずいぶんある。さるすべりの花はあまりぱっとしないが、一つ一つよく見ると、チジミでなかなか風情がある。


撮影 2014年07月、本郷町


撮影 2014年07月、本郷町

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ヤブカンゾウ(藪萱草、ユリ科、ワスレグサ属)

 ヤブカンゾウ(藪萱草、ユリ科、ワスレグサ属)。庭先の道路の向こうは小川、その川べりに今、真っ盛り。今朝の起床時刻は4時半、肌寒いくらいで、半袖の上にジャージーを着こんで外に出た。ヤブというと、ヤブ〇〇とか、あまり良い意味に使われていないが、本来は、「木草竹など、何にても弥が上に生い茂れるところ」と倭名抄にあり、弥生(ヤブ)の義かと手許の大言海の記述である。どうして、どうして、読み方を変えれば、見目麗しい美女の名前にも、旧暦の三月の名前にもなる。藪蕎麦など、毎日、いただいてもあきない。


撮影 2014年07月、本郷町


撮影 2014年07月、本郷町

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ススキ(薄、または芒。イネ科、ススキ属)

 ススキ(薄、または芒。イネ科、ススキ属)。今朝も冷えた。20℃くらい。朝、4時にはミンミンゼミの初鳴きを、今、午後6時半に、まだ梅雨も明けないというのに、もう、ヒグラシの初鳴きを聞く。ススキの穂は先週から出始めた。変な感じである。古来、すくすくと草木が伸びるさまを、「すす」といった。「き」は、木と同じくすっと生い立つさまをいい、それがあわさると、「すすき」。増えてしかたがないのだけれど、花材になるので、そのままにしている。


撮影 2014年07月、本郷町

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マルバハギ(丸葉萩、マメ科、ハギ属)

 マルバハギ(丸葉萩、マメ科、ハギ属)。私の好む「大言海」によれば、萩芽子、生芽ーはえ・きーの意。宿根より芽を生ずればなりとある。暦の上では大暑を過ぎたばかりというのに、この萩はもう花をつけています。葉は面白い形をしていて、葉が3枚あるように見えますが、これで1枚の葉です。3出複葉と言います。よめなの花も咲き始めました。お花は、もう秋を感じているのかもしれません。


撮影 2014年07月、本郷町


撮影 2014年07月、本郷町

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ヨメナ(嫁菜、キク科、ヨメナ属)

 ヨメナ(嫁菜、キク科、ヨメナ属)がわが庭のミクロ草原に咲き始めた。これから冬に入るまで咲き続ける。茎はすっくと立って、60cm位に伸び、分枝した先に、つぎつぎに可憐な花を咲かせる。伊藤左千夫の「野菊の墓」の最後のくだりに、民子の墓のまわりには野菊が一面に植えられていたと描かれているのが幼い恋の結末として、胸にうづく。この野菊はヨメナなのかなと思う。始めに出てくる民子の面影はそっくりだから。


撮影 2014年07月、本郷町

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キヌガサソウ(衣笠草、ユリ科、ツクバネソウ属)

 キヌガサソウ(衣笠草、ユリ科、ツクバネソウ属)。東北支援に大きな力となっている町の清水さんは榛名野草の会の会長さん。この夏の観察会は栂池自然園。会員でもない私が参加できるようにと日曜日ではなく、金曜日にセットしてくださった。そのために参加が30人と少なかった事に恐縮。9年前の心臓手術以来、初めての遠出? ご迷惑をおかけしないかと心配したが、私達がついているからと仰られ、会員の方が交替で付き添ってくださり、群バスを借り切っての日帰りでしたが、どうやら、皆さんについて行ってこられました。キヌガサソウが群生していました。名前は昔、高貴なお方に差しかけた衣笠に見立ててつけたと言う。気のせいか、今日はきわめて快調! 撮った数々のお花の写真をアルバムにしてお礼差 し上げましょう。


撮影 2014年07月、本郷町

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