ドクダミ(?、ドクダミ科、ドクダミ属)

 ドクダミ(?、ドクダミ科、ドクダミ属)。四つの花びらに見えるのは「苞」。穂状の花穂があるが、花弁も咢もない。今日は脳外科の定期診察の日、どういうわけか、血圧が90以下で、気を付けてといわれた。庭の片隅のドクダミが雨にぬれている。全草に匂いがあるが、これは何とかというアルデヒド。この臭いには抗菌性、抗カビ性がある。昔は十種の効能があるので十薬といわれ、民間の薬としてよく使われた。葉を新聞紙で包み囲炉裏に放り込んでおくと、べっとりとした膏薬になる。これはオデキには格別に効いた。土用に採取した全草を陰干しにしておくと、臭いもなくなり、これは健康茶として飲みやすく、高血圧にもよいとされ、利尿、腹痛にも効くと言われた。大和本草には、「甲州、駿州の山中の民、どくだ みの根を掘り、飯の上におき、蒸して食す。甘しと云う。されど本邦の人、あまねく食わず、菜とせず」とある。いつか試してみよう。


撮影 2014年06月、本郷町


撮影 2014年06月、本郷町

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オカトラノオ(岡虎尾、サクラソウ科、オカトラノオ属)

 オカトラノオ(岡虎尾、サクラソウ科、オカトラノオ属)。この庭のサクラソウ科はこれが唯一。今年もいっぱい芽をだし、6月に入ると白い総状の花序を出し始め、昼ごろ帰ってきて、かなり花が開いているのに気が付いた。この曲がって垂れ下がった様が虎の尾に似ていて、岡に咲くからと名付けられた。アップすると、とても品の良い花であることが分かるでしょう。今日は朝から心臓の定期診察。この若い先生は聴診器をだして胸と背中にあてる他、いろいろな検査をしながら、時間をかけて問診をされる。心臓には牛が入っているから、雑音は仕方がない。その他のサインは血液も含め、おしなべて順調に経過しているとの診断。有難い。贅沢を言わせていただければ、五つもの立派な病名をいただいていると結構忙しい。


撮影 2014年06月、本郷町


撮影 2014年06月、本郷町

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ホタルブクロ(蛍袋、キキョウ科)

 ホタルブクロ(蛍袋、キキョウ科)。大雨が続いていますが、今はちょっと日差しがでたので、カメラを向けました。ハナアブがブンブン来て、もぐっていました。食虫植物でなくてよかったですね。明日は東松島に行くので、午前中は雨の中を積み込みなどの準備。今は終わって一休み。榛名山に上ると、ヤマホタルブクロが咲いていますが、その違いは萼片のあいだに附属片があるかないかで見分けます。ホタルブクロにはあります。多年草なので困るほど増えます。欲しい方、いらっしゃいますか?


撮影 2014年06月、本郷町


撮影 2014年06月、本郷町

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クリ(栗)、ブナ科)

 クリ(栗)、ブナ科)。奥利根に行くと今もブナの原生林がある。この科にはナラ、カシワ、クヌギ、カシ、シイと有用な木が多種ある。庭先の小川の畔に生える栗の花が満開。なかなか、傍で注意してみることはないが、なかなかきれいなデザインの花でしょう。虫たちは蜜集めに忙しい。


撮影 2014年06月、本郷町


撮影 2014年06月、本郷町

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へメロカリス(ユリ科、へメロカリス属)

 へメロカリス(ユリ科、へメロカリス属)。ノカンゾウといって母方の遠縁の方から頂いたのだが、花が咲いてみると、これはアメリカで園芸種として盛んに栽培されているへメロカリスだった。名前のごとく、一日で美しい花は終わる。このところ多忙だったので、今日は気分転換に2月の大雪で落ちたアケビの棚を、清水さんから頂いた立派な杉の丸太を使って復旧を始めたが、葉が生い茂り、なかなか手ごわい。雨が降ってきたのでひとまず中止。そうしましたら、7月18日(金)よる7時から開演の「はるなコンサート」のチラシをファゴットのささらさんがお持ちくださったので、ひとしきり、音楽のもつ癒しの力についてお話を伺いました。皆さん、ぜひ、おいでください。リード楽器のファゴット、オーボエ、クラリ ネットの三重奏をトリオ・ダンシェというのだそうです。お三方とも群馬の方々。クラリネットは、エジプトのカイロ交響楽団の首席の方!


撮影 2014年06月、本郷町

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クワ(桑、クワ科)

 クワ(桑、クワ科)。ここから車で30分ほどの富岡製糸場が世界遺産に推薦されて、皆さん、喜んでいます。子どものころまでこの辺一帯は養蚕農家だらけで、子どもながらに葉摘みを手伝ったものである。今朝の散歩で隣家の桑の木にもう実がなっているのに気が付いた。 ♪山の畑の桑の実を小籠に摘んだは、まぼろしか♪  実は熟すと真っ黒になって甘く、口の中も「どどめ色」(黒紫)になった。 1406g ナツツバキ(夏椿、ツバキ科、ナツツバキ属)。これは一昨年、30cm程の苗をいただいて、今年はじめて花をつけたもの。五弁の花は微妙に縮れていて趣がある。茶花として用いられるそうだが、ツバキという名がついているだけに、花はそっくり落ちやすい。この辺の山にもどうかすると自生しているという。榛名野草の会の春江さんの林では10m以上の高木になっていて、実生の苗があちこちに生えている。


撮影 2014年06月、本郷町

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ナツツバキ(夏椿、ツバキ科、ナツツバキ属)

 ナツツバキ(夏椿、ツバキ科、ナツツバキ属)。これは一昨年、30cm程の苗をいただいて、今年はじめて花をつけたもの。五弁の花は微妙に縮れていて趣がある。茶花として用いられるそうだが、ツバキという名がついているだけに、花はそっくり落ちやすい。この辺の山にもどうかすると自生しているという。榛名野草の会の春江さんの林では10m以上の高木になっていて、実生の苗があちこちに生えている。


撮影 2014年06月、本郷町

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ギンバイカ(銀梅花、フトモモ科、ギンバイカ属)

 ギンバイカ(銀梅花、フトモモ科、ギンバイカ属)。聖書を読む方は、ミルトスという名前でご存知でしょう。イザヤ書55章6~などに出てきます。モルデカイという人の養女エステルのヘブル語の名前は「ハダサ」、すなわちミルトスの意味です。フトモモといっても、口を押えないでください。中国語で、「蒲桃」、プータオと言っていたのが、琉球に渡ってきて、「フートー」になり、本土に来て、「フートー桃→フトモモ」となってしまったのです。桃は二重。ミルトスは葉も花も、清らかな芳香を漂わせるので、エステルはそのような婦人になぞらえられているという。


撮影 2014年06月、本郷町


撮影 2014年06月、本郷町

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ウチワサボテン

 ウチワサボテン(団扇サボテン、サボテン科、オプンティア属 Opuntia robusta)。幸子おばあさんは3年前から、はるなの教会においでになっています。榛名山の中腹にお住まいで、交通が不便なので毎日曜、送迎しています。庭にはいろいろなお花が咲き乱れていて、初めてお訪ねしたとき、ウチワサボテンに沢山の実がなっていたので、食べられますよ教えましたら、毎年、赤紫の実を沢山持ってきてくれます。それも鋭いとげをきれいに抜いてくださって。今は清楚な黄色の花が咲いています。


撮影 2014年06月、本郷町


撮影 2014年06月、本郷町

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ホドイモ(塊芋、マメ科、ホドイモ属、APIOS)

 ホドイモ(塊芋、マメ科、ホドイモ属、APIOS)。以前、アメリカから来たので、「アメリカ・ホドイモ」ともいう。花も、茎も、葉もれっきとしたマメ科と分かるのだけれど、地下茎の部分が、大きいと子どもの握りこぶしくらいの塊になるのを食べる。それも長く伸びた根茎に数珠状に付くので、普通の畑に植えたりすると、四方八方に伸びて、掘るのに困るから、楽なのはバケツなどで育てると、食べる部分の根塊の収穫に楽。茹でて食べるが、味はさつまいもでもなく、ジャガイモでも、里芋でもない。しいて言えば、山芋のムカゴに近いかもしれないが、はるかに美味である。欲しい方は、お知らせください。秋になりましたら、お送り致します。


撮影 2014年06月、本郷町


撮影 2014年06月、本郷町

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