シラン(紫蘭、Bletilla striata、ラン科)

 もう、真夏。水戸から持ってきた本の片づけをはじめましたが、暑さにたまらず、お花に助けを求めました。シラン(紫蘭、Bletilla striata、ラン科)、スズラン(鈴蘭 Lily of the valley、ユ リ科)、ワスレナグサ(勿忘草、Forget me not、ムラサキ科)、シロリュウキュウ(白琉球、White azalea、ツツジ科)、ボタン(牡丹、Japanese tree peony、ボタン科)。今 は夕立、空は不安定です。


撮影 2014年05月、本郷町


撮影 2014年05月、本郷町


撮影 2014年05月、本郷町


撮影 2014年05月、本郷町


撮影 2014年05月、本郷町

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カラタネオガタマ

 今日も図書の整理。梱包を開けて、中身を調べ、詰め直して箱の表に内容を記す。これが結構、力仕事。明日、皆さんに手伝ってもらって、倉庫に担ぎ上げよう。花が疲れを癒してくれます。カラタネオガタマ(モクレン科Michelia figo)、2月の雪で随分、枝が折れましたが、懸命に花を咲かせています。花はバナナの匂いがします。ブルーベリー(ツツジ科、Blue Berry)、酸性土壌を好むのに、うっかり薪ストーブの灰を撒いてしまったので、花の付きが悪い。ついでに、裏窓からの榛名山。♪ あざやかなみどりよ♪===============================
  はるなキリストの教会       小幡 史朗


撮影 2014年05月、本郷町


撮影 2014年05月、本郷町


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マムシ草の若芽

 春は山菜でにぎわう時期だが、同時に取り間違えて中毒事件を起こしもする。先日も、見間違えることはないと思うのだが、マムシ草の若芽をウルイと間違えて食べて大騒ぎをした人がいたとのニュース。身近にはたくさんの毒草があるから、よくわからないものは口に入れたりしない方がよい。このクサノオウ(ケシ科)もそう。きれいだといって摘んだりすると、茎から出る黄色の汁には、様々なアルカロイドが含まれいて、皮膚に炎症を起こす。


撮影 2014年05月、本郷町


撮影 2014年05月、本郷町

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ミズキ(水木、ミズキ科)

 ミズキ(水木、ミズキ科)。15m^2もの高木になる。材質は白く、細工しやすいので、子どものころは肥後の守(昔、ほとんどの男の子が持ち歩いていた折りたたみナイフ)で削っては遊んだ。枝は野外劇場の階段状に広がり、今は白い花が真っ盛りなので、目立つ。榛名山麓にはこの仲間のヤマボウシが自生しているが、6月になると大きな白い咢を広げた、名前の由来となる花を咲かせる。秋になり赤く熟した実は食べられる。 ハリエンジュ(針槐、マメ科)。この辺ではニセアカシヤと呼ぶがアカシヤとは別物。子どものころの河原はネコヤナギ、グミの木など、植生が豊かであったが、今はほとんど、この木だけ。明治年間に北米からやってきたというが、今は野生化している。高さ15mにはなるが材質は雑で燃料にもならない。ただ、ミツバチは好む、白い花はてんぷらにすると野趣よろし。もっとも、老人二人ではままならないが。 キリ(桐、ノウゼンカズラ科)、凌霄花は蔓性だし、花も漏斗状で橙黄色の花だから、同じ仲間とは思えないくらい。今、隣の家の桐の花が満開。昔は嫁入り道具を造るので、どの家にも何本か植えてあった。今は家屋の事情で箪笥などは邪魔だと言われてしまう時代、伸び放題である。


撮影 2014年05月、本郷町


撮影 2014年05月、本郷町


撮影 2014年05月、本郷町


撮影 2014年05月、本郷町


撮影 2014年05月、本郷町


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キツネアザミ(狐薊)、キク科、キツネアザミ属

 キツネアザミ(狐薊)、キク科、キツネアザミ属。1属1種。休耕田畑、道端、どこにでも生えている。アザミ属のアザミに比べるとはるかに小さく、とげもない。よく見れば可愛い花なのだが、可哀想に見つかれば雑草として引き抜かれる草花である。ただ、この庭では安全。 アザミだと思ったら、そうではなかったので、だまされたと名付けられたというが、お花からは身勝手と怒られそう。


撮影 2014年05月、本郷町

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ミカイドウ(実海棠・バラ科)

 毎週の水曜日に伝道学院(神学校)の授業があります。今期は都合で日立市に行っていますが、日が長くなって、帰宅したときは夕日にミカイドウ(実海棠・バラ科)の花が輝いています。おばた


撮影 2014年05月、本郷町


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ニワゼキショウ(庭石菖、アヤメ科、ニワゼキショウ属)

 ニワゼキショウ(庭石菖、アヤメ科、ニワゼキショウ属)。明治年間に北米より来たと言うが、今ではどこにでも、特に芝生に生えている。写真では分かりずらいが、草の丈は10cmくらい。花がおわったあとに、径3mmくらいの丸い小さな実がたれさがる。


撮影 2014年05月、本郷町


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スイカズラ(吸葛、スイカズラ科、常緑の蔓性木)

 スイカズラ(吸葛、スイカズラ科、常緑の蔓性木)。独特のかたちをした花が初めの白から、黄色に変わるので、「キンギンカ=金銀花」とも呼ばれる。花びらを抜き取って吸うと甘いので、この名がある。増やすには、この時期、差し芽で着く。この前、書いたと思うが、この蔓を刈り取ってお風呂に入れると、痛みなどに利く。子どもの頃、母はよく薬湯をたててくれた。今年は蔓がよく伸びて、庭一杯が香りでいっぱい。特に夜、暗くなってから帰ってきて、門を入ると車の中にまで匂いが迎えてくれるのは、この時期の神様のお恵み。有難いこと!


撮影 2014年05月、本郷町


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クサフジ(草藤、マメ科、ソラマメ属)

 クサフジ(草藤、マメ科、ソラマメ属)。日曜日の朝の礼拝に、榛名の中腹あたりのお年寄りの送り迎えをしている。今朝はちょっと遅れたので、近道をしてナシ畑の間の道を通ったら、クサフジが土手に何メートルにもわたって咲いていた。最近は見なくなっている野の花である。


撮影 2014年05月、本郷町


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ウツボグサ(靱草、シソ科)

 ウツボグサ(靱草、シソ科)。庭の草で一番多いのはやはりシソ科。今年もウツボグサが咲いたが、少し場所が移っている。心なしか風情も? 名前からグロテスクな?を連想するかもしれないが、そうではなく、昔、武士が戦いに出る時、矢を入れるために背負った靱の形に花穂が似ていることから名づけられたという。


撮影 2014年05月、本郷町


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バイカウツギ(梅花空木、ユキノシタ科、バイカウツギ属)

 バイカウツギ(梅花空木、ユキノシタ科、バイカウツギ属)。今朝、4時、ホトトギスが元気に啼いていた。気温も予報では、”夏は来ぬ”。庭にウノハナはないけれど、これは同じ科である。今年は樹高が2mにも伸び、花も沢山ついている。ウツギ属のウツギの茎は空洞になっていて、それが名の由来になっているが、これは白い髄が詰まっている。梅の花に似た花には香りがあり、かぐと酩酊状態になるというが、私にはそんなことはない。


撮影 2014年05月、本郷町


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ムシトリナデシコ(虫取撫子、ナデシコ科、マンテマ属)

 ムシトリナデシコ(虫取撫子、ナデシコ科、マンテマ属)。江戸時代末期に観賞用にヨーロッパから来た植物だというが、目の敵にされているオオキンケイギクと違い、つつましくしているので、憎まれる事もなく、子どもの頃も、今もこの辺の庭先にちらほら咲いている。茎の上の方がネバネバしているので、それが虫を取ると言って、名付けられたが食虫植物ではない。ただ、昔と比べ色が濃くなってきた気がする。お邪魔致しました。


撮影 2014年05月、本郷町


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