コスモス

  今、この辺はコスモスが満開です。今朝は一好さんが、お庭のコスモスをいっぱい刈ってきて、礼拝堂に飾ってくださいました。先週、訪ねた東松島の仮設住宅の庭に咲いていたコスモスも、少しほっとしました。もう一つはここから車で15分くらいのところにある、展望の丘のコスモス畑。今日は気持ちの良い秋日和。裏のお宅に、子ども連れのお客さんが来ているようで、お兄ちゃんが、子どもたちを引き連れてにぎやかに歩いている。「ここが教会!」などと大きな声で教えている声が書斎の窓から聞こえてきました。今週もお元気で。


撮影 2013年09月、本郷町


撮影 2013年09月、本郷町

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ミズヒキ(タデ科)

  ミズヒキ(タデ科)が秋の日差しを浴びて光っています。これは花弁ではなく咢で、上から見ると赤く、下は白いので、紅白のミズヒキに見立てて名付けられました。茶花として使われますが、礼拝堂のような広いところにはどうも向きません。ハギの木の下のギンミズヒキはまだ咲きません。


撮影 2013年09月、本郷町


撮影 2013年09月、本郷町

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イヌタデ(犬蓼)、タデ科。タデ科

  イヌタデ(犬蓼)、タデ科。タデ科の植物もここには多い。イヌタデも雑草とよばれ、抜かれてしまうが、なんとなく可憐な花がかわいそうで抜けない。小さい花なので、よく拡大できなかったから見づらいですが、花弁に見えるのは咢で5個ある。昔、子どもたちが、おままごとをするとき、この赤い穂を摘んでお赤飯とみたてたので、この辺ではアカマンマとよぶ。秋晴れの下、気持ちよさそうに咲いています。


撮影 2013年09月、本郷町


撮影 2013年09月、本郷町


撮影 2013年09月、本郷町

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センニンソウ

  東京でもそうでしたが、こちらに来ても前がゴミの収集所になっています。私は町のごみの万年世話人です。今朝、見に行きましたら、そばにセンニンソウが真っ白に咲いていました。庭にはキク科の花が多いと書きましたが、そのほか、多いのはシソ科、そしてキンポウゲ科です。このセンニンソウもキンポウゲ科。蔓性で、ここでは栗の木の下に絡まっています。白い花びらに見えるのは咢、名の由来は花の後につく実に2~3cmの白い毛が付くので、それを仙人のひげに見たてもの。こどものころ、山羊を飼っていましたが、この葉は決して食べませんでした。なんでも毒があるそうです。山のいたずらっ子は、いろいろな遊びを見つけ出しましたが、センニンソウやアオノツヅラフジだったかの葉をもんで腕の内側に貼ると 。葉の形に真っ赤に腫れ上がります。その形を見せ合って、自慢し合ったものです。もちろん、何日かすれば消えましたが、今、考えれば多少、危ない遊びでしたね。


撮影 2013年09月、本郷町


撮影 2013年09月、本郷町

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ヒルザキツキミソウ

  暦では白露。けれどヒルザキツキミソウの花弁は雨でぬれています。アカバナ科、マツヨイグサ属の多年草です。昼間、花を開き、夕には閉じますので、この名が付きました。これも困るくらい増えます。10年前に、梨の繁俊さんから頂いたお花です。


撮影 2013年09月、本郷町


撮影 2013年09月、本郷町

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ワルナスビ(ナス科)

  どこから来たのだろう。ワルナスビ(ナス科)が庭の片隅に生えてきた食用の茄子と実によく似ている。違うのは葉が割けているところか。花が咲き、実がなるまで待った。これは多年草で、毒草。全草、特に実を食べると腹痛、嘔吐、呼吸困難を起こすという。繁殖力が強いというので、写真で記録したあと、引き抜いた。花は径、2cm、実は1.5cm。


撮影 2013年09月、本郷町


撮影 2013年09月、本郷町


撮影 2013年09月、本郷町

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キクイモ(菊芋)、多年草

  庭の草花でいちばん種類の多いのはキク科、そのなかのヒマワリ属は2種。この写真はキクイモ(菊芋)、多年草である。榛名の今年は雨が少なく(といっても、今は雷鳴と豪雨)、キクイモの育ちが悪い。茎も細く、葉も大きくならず、茶色がかっている。花も少ない。根茎はどうだろうか、茎が枯れたら掘ってみよう。生育がよければ、こぶし大にまで育つ。煮ても食べられるし、生のままサラダにしても、しゃきしゃきして、さっぱりしている。


撮影 2013年09月、本郷町


撮影 2013年09月、本郷町

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キンミズヒキ

   今、キンミズヒキがいっぱい咲いている。庭にはミズヒキと名付けられたのが、ほかにミズヒキ、ギンミズヒキがあるが、これらはタデ科。このキンミズヒキはバラ科である。金色の花穂を金色のミズヒキにたとえたもの。花が咲き終わると、ちいさな実ができるが、この実には小さなトゲがたくさん付いていて、ジャージーなどをはいていようものなら、たちまち、くっつかれてしまう。  くっつくと言えば、ひどいのはアメリカセンダングサ。今、休耕畑などにのさばっているが、そのうちに黄色の花が咲いて、とげとげの果実をつける。このトゲのことを、この辺では、「オトウカ」という。その訳が分かりますか? 「付く」は「憑く」に通じ、憑くのはキツネ、キツネは稲荷神社のお使い、稲荷は「トウカ」とも読み、それに接頭語の「オ」をつけたという次第。昔の人の想像力は面白い。  昔、私たち、いたずらっ子は、これを束のように取って、相手に投げつける手裏剣ごっこをして遊んだものだ。接近戦だから、あまりすばしっこくない今の子には危険かもしれない。。S


撮影 2013年09月、本郷町


撮影 2013年09月、本郷町

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シイヌコウジュ

  今年は庭の草取り、ずいぶん、お手伝いいただいて助かったが、草取りをしていて、抜いてしまうのを躊躇わせる草がある。このイヌコウジュもその一つ。シソ科、イヌコウジュ属の背だけがせいぜい2~30cmの草、花は小さくて2~3mm。ちょっとピンボケ。同じシソ科でナギナタコウジュという植物がある。これは生薬として使われてきたが、イヌコウジュは、これに似ているけれど、使い道がないので、「犬」という字が頭につけられた。植物には、「イヌ」というのが頭についているものが多いが、たいてい役立たずと馬鹿にしている名。人間の勝手で、かわいそうに。S


撮影 2013年09月、本郷町


撮影 2013年09月、本郷町

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