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リュウノウギク(竜脳菊)、キク科、キク属。 榛名の林道によく見る。同じ今頃、咲いているヤマシロギク、ユウガギクは同じキク科でも、シオン属。 リュウノウギクは葉や茎をちぎると竜脳の匂いがする。さわやかな香りである。葉や茎には灰白の見えないほどの毛が密生しているが、痛いとか言うほどではなく、上品なキクである。この全草をとって乾燥し、薬湯にすると冷え性などに効くというが、ちょっともったいない。はるな 小幡
>> ネコハギ(猫萩)、マメ科、ハギ属。 人は雑草といい、まず、目立たないハギなのだが、何となく捨てづらく、庭の一角をスミレと同じように占めている。地に這い、真っ直ぐに細い枝を1mも伸ばしている。ところどころにマメ科特有の花を咲かせている。茎にも葉にもやわらかな毛がはえているところから、名がつけられたらしい。小幡
>> ヤブマメ(薮豆)、マメ科 天気が良いので今日も庭仕事。枝垂れ桜の下にヤブマメが生えたので、そのままにしていたら、今、かわいい花が咲きだした。これも農家では雑草として抜き捨てられる運命。 やがて莢ができるが、ものの本によると地中の閉鎖花から暗紫色のマメができて、これを春先に掘り出して食べるとソラマメの味がしておいしいという、物忘れがひどくなっているので、保証の限りではないが、春になってから掘り出してみよう。はるな 小幡史朗、お茶休みに。
>> フジバカマ(藤袴)、キク科、フジバカマ属(ヒヨドリバナ属とする本もある) しばらくぶりに韓国の信慧さんから、お電話をいただきました。そのお話の中に、折に触れて、送りしている「庭のお花」シリーズを楽しんでくださっているとのことに、老人は嬉しくなってしまい、電話が終わるや、すぐに庭に出て行ってフジバカマの花を撮ってきました。 これは昔、中国からやってきたのだそうですが、万葉集にはすでに出ているそうです。はでな花ではありませんが、ご存じ、秋の七草の一つです。 全草を陰干しにして、半乾きになったころ、桜餅の葉のような匂いがしますが、同じ配糖体のクマリンが含まれているからです。乾燥させたものは生薬として、腎臓病のむくみなどに効く。田舎ではこれをお風呂に入れて、あたたまったり、疲れをとったりした。桃の葉を入浴剤として、あせもの治療に使うように、フジバカマの葉もお風呂に入れるとかゆみなどをとる。山にはこれとよく似たヒヨドリバナが茂っている。フジバカマは少なくなってきている。はるな 小幡史朗
>> ちょっとみると草原? 6月から穂を出していたススキが今も穂を出しています。その間にコスモスと、そろそろ終わりのキバナコスモス。 教会の庭は、なるべく自然味をだそうと最低限の手入れだけにしています。ただ、一種類が大きくのさばるとばっさりと剪定してしまいます。ススキも増えますが嶋方さんが、毎週のお花に必ず数本は切ってくれていますから、お蔭さまでバランスがとれているようです。ただ、野鳥のプレゼントでしょうか、人間の靴裏でしょうか、毎年、新顔が顔を出します。はるな 小幡史朗
>> シュウメイギク(秋明菊)、キンポウゲ科、イチリンソウ属 菊という名がつくがキク科ではない。古く中国から渡ってきたという。この辺はどこの家の庭にも、これが咲いている。花弁にみえるのは萼、色こそ違うが同科のシナノキンバイと似ている。 今日は秋晴れ。さあ、これから仕事だ! はるな 小幡史朗
>> ノボタン(野牡丹)、ノボタン科、常緑低木 沖縄の友は自生しているといいました。この辺は鉢植えで、間もなく屋内に取り込みます。 後ろにフジバカマを従えて、秋の陽にあでやかです。はるな 小幡史朗 チャ(茶)、ツバキ科。南方には高木性のアッサム種があるそうだが、日本では背の低いシネンシス種。時に屋敷などに5,6mにも大きくなった木があったりする。 朝の礼拝をおえ、秋の日差しにつられて、みんなで外に出た。キンモクセイはさわやかに香り、礼拝堂の前には今年で7年目になるお茶の木が60cmくらいに背をそろえて、白い花をたくさんつけている。まんなかの盛り上がったようなおしべの淡い黄色とあわせて品のよい花である。香りもつつましやかである。はるな 小幡史朗
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>> ミカイドウ(実海棠)、バラ科、リンゴ属、落葉低木。 通りすがりの人がヒメリンゴですかと問うた。同じ仲間だけれど、これはミカイドウ。春先に品の良い薄桃色の花を上向きに咲かせる。垂れ下って花を咲かせるハナカイドウも美しい花だが、実はつかないようだ。この実の径は1・5cmくらい。果物とはいえないかもしれないが、口に入れれば、甘酸っぱさが口に広がる。はるな 小幡史朗
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