![]() |
|||||||||||||||||
![]() |
|||||||||||||||||
|
![]() |
ニラ(韮)、ユリ科、ネギ属 牧野の図鑑には、旧大陸の温帯に分布するが、いつごろ日本に来たかは不明とある。そこいらじゅうに自生して、たいていの家の庭には何株かがある。 このところ副作用か、とにかくだるい。情けないがダラダラしている。ニラの花をみると、それでも、気分がしゃきっとする。 こどものころ風邪をひくと母がニラのおかゆを作ってくれたり、大きくなってからも卵とじを作ってくれたりしたことを思い出す。はるな 小幡史朗
>> ヤマボウシ(山法師)、ミズキ科 6月ごろ、白い大きな4片の萼をめだたせて花を咲かせる。この姿が坊さんに似ているというので名付けられた。今は赤い実が鈴なりである。この辺の山にも随分自生している。子どもの頃はふざけてこの身を口にしたこともあるが、いつのまにか忘れてしまった。形はグロテスクだが、黄色の中身はあまかったと記憶している。 戦中、戦後は子どもはおやつを山野で求めたが、いまはコンビニ。はるな 小幡史朗
>>
>>
>> アスパラガス(ユリ科、アスパラガス属)。 庭に生える天門冬の仲間。イギリスが原産地。雌株は秋には赤い実を結ぶ。これは薬草でもあって、根茎にはアスパラギン、サポニンを含み、干したものには利尿作用があるし、また、アスパラギンは滋養強壮剤。昔、アスパラ!と元気に叫ぶコマーシャルがあって、いっとき評判になった。はるな 小幡史朗
>> ハギ(萩)、マメ科、ハギ属。これはミヤギノハギ 宮城県の県花。毎年、冬に茎を刈り取っているが、春になると、また、束になって生えてくる。今は2mくらいの枝垂れた叢になっている。どういうわけか、今年は白い花も付き始めた。 吹き割れの滝のお蕎麦屋さんでは、この茎を削って、筆代わりに絵手紙などを書いていた。なかなかの風情である。はるな 小幡史朗
>> シソ(紫蘇)、シソ科。 紫蘇という字があてられているように、赤シソが本来のもの。青シソは変種だとか。都会ならともかく、この辺ではシソは買うものではない、庭に勝手に生えてくる。いまも青シソが花を咲かせている。庭でなにかをしているときは無意識にこの花穂をむしっては口にいれている。シソは麺類の薬味だけではなく、殺菌、防腐、解熱、解毒、食欲増進、気分爽快、便通といろいろな作用を持っている。昔はこの乾燥させた茎を入浴剤にも使ったものだ。 この双子葉植物のシソ科にはかぎりない種類がある。花に特徴があるから、山野草をみて、これはシソ科かなどと言っても大抵はあたる。はるな 小幡史朗
>> イヌタデ(犬蓼)、タデ科。 植物でイヌと頭につけられているものは多い。イヌビエ、イヌゴマなどみなさん、よく見ていると思います。が、このイヌとは「役立たず」と言う意味で失礼な話。 イヌタデはおそらく、アカマンマという名で親しまれている。国民学校(小学校)の3年生までの数年、水戸に住んでいたが、まだのんびりとした世だった。子どもたちも、おままごとをしてよく遊んだ。「おとうさま、おかえりなさいませ。さあ、ご飯にいたしましょう。」と女の子が私にいう。私はござの上にすわり、いただきますと、木の葉にのせたアカマンマを食べたふりをして、「ごちそうさま。おいしかった。」と頭を下げる。私にもそういう時代があった! 石巻の方がバザー用の衣類をくださいというので、倉庫から箱詰めの衣類を何個もおろした。一人でするから、ちょっと疲れた
|
|||||||||||||||
© はるなキリストの教会 |