キクイモ(菊芋)、キク科、ヒマワリ属。

  江戸時代に北米から帰化したという。私の記憶に残っているのは、戦中戦後の食糧難時代。この大きな根茎を煮たり、薄切りにして梅酢に漬けてりして食べたこと。その時代、もう一生分食べたので、今は食べない。

  とにかく繁殖力は旺精。春になると小指の先ほどの小さな根球から芽が次々に出てくるので、じゃけんだが、どんどん引きぬかないととんでもないことになる。背だけも2mにはなる。

  ところが最近はこの根茎に大量に含まれるイヌリンという炭水化物の一種が糖尿病の人にいいといいので注目されているそうだ。これを消化する酵素を人間は持っていないので、食べても問題がないとか、ビタミン類もいろいろ入っているという。欲しい方には送りますよ。はるな 小幡史朗


撮影 2012年08月26日、本郷町

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へクソカズラ(屁糞葛)、アカネ科、へクソカズラ属。

  昨日、庭の草むしリをしていて、枝垂れ柳にいっぱいへクソカズラがからみついていたので、全部、取り払った。今朝見るとシロヤマブキにも巻きついていたので除いたが、でもよく見ればこの花はなかなかきれいだ。全草に悪臭があるために、人間の勝手でこの名がつけられてしまったが、山羊などは好んで食べるから、おいしいのだろう。はるな 小幡


撮影 2012年08月11日、本郷町

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