クサボケ(草木瓜)、バラ科、ボケ属
この辺の山野に自生。古く中国より渡来したボケに比べ、小さいので、「クサ」が付きました。
地面にはうように、トゲのある枝を伸ばします。花は春ですが、秋、冬にも少しつけています。
はるなでは、シドミといいますし、また、秋に黄色の梨の形の小さな実をつけますので、ジナシとも言います。名前に反し酸っぱいです。古老はこの実を焼酎につけて、疲労回復薬として使っていました。
撮影 2010年02月26日、本郷町