シロヤマブキ(白山吹)、バラ科、シロヤマブキ属 

 道灌が、「・・・蓑ひとつだになきぞ悲しき」との歌をそえて、村娘から差し出されたヤマブキの枝は同じバラ科で、花弁はいわゆる山吹色の5弁。そして、歌のように実の一つもない。

 今、この辺の山にゆくと、小径を覆うばかりに咲き乱れている。

 一方、シロヤマブキは4弁。その上、秋になると黒くつやつやした実をつける。ヤマブキに比べると、なにか一歩下がったしとやかさを感じさせる。

 写真の花も教会の庭の南天の茂みの蔭にひっそりと咲いている。


撮影 2009年04月24日、本郷町

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