ツルウメモドキ(蔓梅もどき)、ニシキギ科、ツルウメモドキ属 

 先日、病重い姪の望みで榛名湖を案内し、はるな湖ゆうすげに宿をとった。朝、起きてみると廊下の窓に迫っている山すその冬枯れの木々に、大きなツルウメモドキが何本もからんでいた。

 可愛い姪もこのように、たくましく生きて欲しいと祈ることであった。

 教会の庭にも、ツルウメモドキがアケビと一緒に蔓を伸ばしている。初夏に目立たない小さな黄緑色の花をつけていたが、晩秋には写真にみるように、熟して真っ赤な種が顔を出してくる。

 礼拝堂を飾るお花は、はじめから近隣の花々を使っているが、それでも冬は花が少なくなるので、3年前から六合村の山本さんにお願いして、大きなツルウメモドキの枝を山から採って来ていただいている。

 これが今、見事なオブジェとなっている。


撮影 12月03日、本郷町

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