カサブランカ(ユリ科、ユリ) 

 日本のヤマユリと何かを交配して出てきた東洋ユリの一種。以前は花屋さんでは、高価なユリであったが、いまは球根がでまわり、この辺の庭でもよく見るユリとなった。

 子どもの頃、旧盆の時期になると、里山に入っていって、ヤマユリ、キキョウ、オミナエシなどをごっそりと篭に摘んできたものだ。今は、山が荒れ、花はなくなった。同じように、いまごろ出たチチタケ、アイタケ、ジコウボウなどのキノコも採れない。

 教会の花壇はおもに昔からの日本古来の花が多く植えられているが、例外がカサブランカ。これはヤマユリと同じように香りが強い。ここに来て、五年になるが、毎年、元気に花を咲かせている。

 コオニユリも咲いているが、ヤマユリはいつのまにか、なくなってしまった。


撮影 7月26日、本郷町

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