ネジバナ(捩花)、ラン科、ネジバナ属 

 はるなの教会の献堂が5年前の初夏、そして、その秋に庭に芝を張った。どういうわけか、今年になって、一本のネジバナが芽を出した。

 鳥がいつか種を落としたのだろうか、それとも、芝とともに来た種が5年待って、芽を出したのだろうか。いずれにしても、蒔かれた種は必ず生えることを教えられた。

 花自体はめだたない、小さな花である。うっかりすれば、芝刈りの時に一緒に刈り取ってしまいかねない。10cmほどの茎の先に、ねじれた穂状の花序をつけ、ピンクの小さな花をらせん状につけている。小さな花だがルーペで観れば、やはり、ラン科の特徴は備えている。


撮影 6月24日、本郷町

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