ニシキギ(錦木)、ニシキギ科、ニシキギ属

 高さ、2〜3メートルの落葉潅木。葉は淡緑色で対生。山に自生しているが、秋の紅葉が綺麗なので庭木にもよく用いられている。特徴は、枝にコルク質の翼が枝に沿って張っていること。

 初夏に葉のわきから小さな淡黄緑色の花をつけるが、あまり目立たない。種子は黄赤色の仮種皮をつけており、秋に熟すと割れて、中から橙赤色の種子1個が顔を出す。冬になっても落ちないで枝についている。

 昔は、このコルク質の翼をとって、陰干しにし、煎じて婦人薬にしたというが、よくこんなことに気がついたと感心する。

 


2008年1月1日 旧軽井沢にて

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