マユミ(真弓)、ニシキギ科、ニシキギ属

榛名湖をとりかこむ沼の原には、大きな柏、ズミやマユミがたくさん見られる。昔、この木を使って弓を作ったので、この名があるという。

 11月に六合村の友人を訪ねたついでに、野反湖まで足をのばしたが、行く道々でも見ることができた。

初夏、前年にのびた枝より緑白色の小さな花をつける。やがて、それは四角形の刮ハとなって、秋にはきれいなピンクになり、熟すと四つに割れ、なかから真っ赤な種子が顔を出す。この写真は教会の庭に咲いたものを11月のはじめに撮影したもの。どうやら、鳥さんのプレゼントらしい。

以前、本栖湖畔で子どものバイブル・キャンプを毎年、行っていたが、メイン・キャビンの前にはマユミの林があった。はじめは、キャビンからも湖水がみえたが、年を経るごとに大きくなって、今では10m以上になって、湖は「見えなくなった。しかし、11月、いっせいにピンクにそまる頃、そこは天国かと思わせるほどの美しいところとなる。

 


2007年11月11日 高崎市本郷町にて

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