クサボケ(草木瓜)、バラ科、ボケ属

 草という字がついているが、立派な木である。土手などに這うようにしている。落葉小低木ということになっているが、刈り込まなければ背だけは1メートルにもなるし、陽だまりでは一年中、緑の葉をつけ、冬でも花を見せる。特に今冬はずっと花を咲かせている。

 朱色の花のあとにつく、小さな実は秋になると真っ黄色の直径2〜3センチの梨果となる。かじるとかなり酸っぱいが香りがよい。これをこの辺ではジナシといったり、シドメといったりする。

 


2007年2月15日 ロウバイの郷

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