聖書のお話し「「すべての点で兄弟姉妹たちと同じになる」‐災害支援にあたり‐
へブル人への手紙 2:17~18 小幡史朗兄

   1995年1月17日に発生した、阪神淡路大震災。あの時がボランティア元年と言われたけれど、その中に残念なことに、ごく少数でしたが、「対岸の火事」的な人もいました。また、何かしてあげようといいながら、心身共に何の備えもないままで行った人もいました。
 ボランティアとは自発的に社会的奉仕をする人だが、ここで勘違いする人がいる。「寄り添う」とは何か、自分がそこまで行くことである。ピリピ 2:6~8。父なる神がイエスを成人ではなく、幼子としてこの世に下さいましたのには深い意味がありましたことを考えて下さい。へブル 4:15。私たちが大災害地において、なにか助けの手を伸ばそうとするとき、私たちは同じ被災者ではないので、同じ思いをすることに限界があることを認めなければなりません。その時にあなたを動かす力は「人からしてもらいたいことはなんでも、あなたがたも同じようにしなさい」とのイエスのおことばです。これに従うとき、小さな何かができるでしょう。

2019.08.14(日)


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