聖書のお話し「生きた水を飲みに来なさい」
ヨハネの福音書 7章37~39節    小幡留玖兄

    ヨハネ7:37-39は仮庵の祭りの最後の日の出来事でした。冒頭に「イエスは立 って、大声で言われた。」と書いてあります。イエスさまが立ってお話しをなさる というのは、珍しい事で、4つの福音書の中で立って話すというのはあまり出て きません。イエスさまが立ってお話しされるほど、この箇所は重要であるという ことが言えるのではないでしょうか。
「だれでも渇いているなら、わたしのもとに来て飲みなさい。」これは物理的に 喉が渇いているという訳でなく、人間が持つ普遍的な心の奥底にある心の渇 きを指しています。「鹿のように」という賛美歌をご存知でしょうか。鹿が水を飲 もうと必死に川底を突いている描写を表しています。同じように私たちも、必死 に生ける水を求めなければならないのです。求めなければ私たちの心の中は 乾ききったままなのです。ですが、求めればその渇ききった心の中に命の水を 注いでくださり、その恵みで満たしてくださいます。そしてその満ち溢れた心で あなたの隣人に福音を宣べ伝えましょう。その隣人をも、恵みで満たすことが できます。37節「来て飲みなさい」と主が言っています。 行きましょう!

2019.06.16(日)


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