聖書のお話し「その教えに留まる者に」
ヨハネの手紙Ⅱ  4節~6節

    老ヨハネは「長老から、選ばれた婦人とその子どもたちへ」と書きだします。4節までに「真理」という言葉が4回出てきますが、当時すでに、聖書の言葉は素晴らしいので、あなた自身が、そこから考え出し、あなた自身の歩むべき道を選べるという誤った教えが広まっていて、多くの人たちは迷いの森に踏み込み、自らを困惑の罠に陥し入れてしまった。
 すでにイエス様は「あなたがたは、わたしのことばに留まるなら、本当にわたしの弟子です。あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします」と仰っています。ヨハネの福音書 8:31~32。 今、ヨハネは、第一に、この真理の中を歩み続けよと励まします。
 第二の励ましはヨハネの福音書 14:23を思い起こさせます。ことばを守るとき、イエス様はあなたと共に住まわれます。その実が隣人への愛となって、次から次へと広がっていきます。
 第三の励ましは、この真理を隣人に教えていくことです。ヨハネの福音書 14:26は、あなたは主のみことばの証人となるということです。 4節は、この信仰を次代につなげていることを確認し、喜んでいます。

2019.05.26(日)


>> 最新のメッセージ
© はるなキリストの教会