聖書のお話し「希望を語る」
テロの手紙第一 3:13−16 小幡幸和兄

    日頃、言葉の力を意識することはあるでしょうか。否定的な言葉は、聞いた人の心にも否定的な思いを植えつけてしまうことがあります。  ペテロの手紙第一3章は、「良いことに熱心」で、「あなたがたのうちにある希望」をいつでも語れるようにと備えていなさいと教えています。さらに、「柔和な心で、畏れつつ、健全な良心をもって」語りなさいとあります。
 聖書のあちこちに、言葉の大切さを思い出させてくれる箇所があります。例えば、箴言12章には「軽率なひと言が剣のように刺すこともある。知恵ある人の舌は癒す・・・親切な言葉は人を喜ばせる」とあります。
 良い言葉が語られると、それを聞いた人の心にも良い思いが満たされるのではないでしょうか。そのような良い連鎖を生むためにも、わたしたち自身が常に「蜜よりも甘く」、「道を照らす光」である(詩篇119)神の言葉に親しんでいたいものです。(文責:小幡幸和)

2019.05.19(日)


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