老ヨハネの息遣い
ヨハネⅠ 2章12~14節

   O・D・ビックスラー先生は私をキリストに導き、育ててくださった恩 人です。いろいろなことを経て1967年4月、フルタイムの宣教師補 佐としてくださった。そして、さあこれからという2年目の1968年 10月1日にODB先生は急逝された。その前の日は日曜日、バプテスト・ メモリアル・ホスピタルの病床で二人だけで主の食卓に与ったとき、先 生から「小幡兄弟。あなたはできますよ。」と晴天の霹靂の言葉が降っ てきた。補佐だから主がいなくなれば、同時にとも考えていたが、この 言葉によって私は、先生がやり残されたことを成し遂げる迄いるべきと 悟った。
 老ヨハネのおことばを読みますと、愛に満たされた同じ息吹を感じま す。 2:14に「知るようになった」とありますが、これは神のことばがあなた のうちにとどまっている、具体的には、聖霊の神が共におられるという 励ましのお言葉です。前にパウロはコリントの教会に書き送り、「あな たがたは自分が神の宮であり、神の御霊が自分の内に住んでおられるこ とをしらないのですか」と叱りましたが、ヨハネは私たちの目を見つめ 、じっくりと今の私たちがどんなに幸いかを思い起こさせてくださって います。

2019.03.03(日)


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