聖書のお話し「一点一画も決して消え去らない」
マタイの福音書 5章17~20節

  「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を表す・・・」-平家物語- ここに日本人の心情が表れています。日本人の多くの方々の信仰対象は頼り切れないものがあるのでしょうか、ですから、大事をとって他のものも同時に拝んでしまうのでしょう。
イエスの表題のおことばは、わたしは変わらないとの宣言です。それを証拠だてるものの一つが聖書です。1947年、死海のクムラン地方で紀元前100年前に書かれた多数の巻物等が偶然に発見されました。その中には旧約聖書の写本も数多くありました。驚くことは、今、私たちが日本語で読む旧約聖書とほとんど変わらないことが学者たちの研究で判明しています。旧約聖書の一番古い本は約3,500年前に書かれていまして、その原本は未だ見つかっていないですが、写本は数え切れぬほどあり、学者たちのお蔭で私たちは限りなく原本に近い聖書を今、読むことができ、そして、その聖書により変わらざる神を知ることができるのです。「私たちが真実でなくとも、キリストは常に真実です」Ⅱテモ 2:13
永遠に変わらぬキリストとともにいる時、あなたは居場所を見つけます。

2018.12.09(日)


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