聖書のお話し「わたしの愛する子。わたしはこれを喜ぶ」
マタイの福音書 3章13~17節
小幡史朗

 「そのころ、イエスはガリラヤからヨルダン川のヨハネのもとに来られた。」とマタイは書くが、「来られた」とは、単に誰かが来たのではなく、ついに福音書の主人公が舞台上に現れたことにスポットライトを当てる。  この時、ヨハネが神の啓示を受けて語り始めるまで400年も神のことばは沈黙したままであった。驚くべきことは、この時、父なる神がこの場で直接、お語りになられ、イエスが愛する御子であるとの神性を宣言され、その上、御霊が鳩のようにイエスの上に降りて来たのである。  イエスのバプテスマにおいて、神の三つの位格全てが、そこにおられたのです。今の私たちは目で見、耳で聞くことはできないが、このマタイの証言によって私たちは父なる神を信じ、十字架のイエスを贖い主と信じることができた。その上、有難いことにイエスを私の救い主と告白し、聖名に入るバプテスマされた時に、父なる神から賜物として聖霊をいただけたのです。それは私たちも生ける神の家族の一員になれた証拠です。三位一体の神は今もあなたと共に! マタイの福音書 28章19、20節。

2018.11.04(日)


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