今日は説教の要約の代わりに、私が新たに学び始めましたマタイの福音書から気づかされましたことをお話しさせていただきます。 イエス様は福音を自らのお言葉で語られるためにおいでになりましたが、イエス様の公生涯の大半は、イエス様が天にお帰りになられてから、その再臨の時に至るまで福音を世の果てにまで伝え続けるための弟子作りに費やされました。その第一歩が12弟子です。  マタイはヨハネのようにイエスの側近ではなく、際立ったリーダー的な動きも見えませんが、しかし、旧約から始まり、黙示録にまで至る福音の神髄を鳥瞰図的に見事に福音書に書き残しています。 マタイは収税人でした。ということはローマに対する忠実かつ、有能な事務員であったのが、見事に主の働き人に変わったのです。 私が皆さんにお伝えしたいことは、礼拝者が30人を超えたら、ぜひ有能な事務員を見つけ、伝道者と同じように遇してくださいということです。今の時代でも偉大な伝道者のもとには、必ず有能なスタッフがいます。適当に事務員を頼んではいけません。PDCという言葉は古いですが、それを支えるのが事務員です。彼は教会のヴァイタルサインを常に見、長老、説教者に伝える人ですから。

2018.06.10(日)


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