聖書のお話し「わが神、わが神、どうして私を」
詩篇22篇1―2節  小幡幸和兄

  「クリスチャンは悪い思いなど決して心に抱かない。信仰があるから悩むこともない。」と思われていることがあります。しかし、これは誤解です。神のみが完全であることを認めるクリスチャンは、自分の弱さ・愚かさ・不完全さを知っています。そして、「どうしてわたしはダメなんだろう」とか、「神様なんて信じられない!」と嘆く時もあるでしょう。
  わたしたちは、そんな自分の弱さを隠す必要はありません。むしろ素直に認めて、もどかしい思いを嘆きの祈りとして神にぶつけるように聖書は教えています(詩篇22:1)。
  他人の不平不満を聞くのが好きという人はあまりいないでしょう。しかし、神は私たちの嘆きのことばを受けとめて、聞いてくださいます。悩みであれ、愚痴であれ、私たちの心の思いを神はさげすまず(馬鹿にせず)、いとわず(うっとうしいと思わず)、顔を背けずに聞いてくださいます(詩篇22:24)。詩篇の言葉に乗せて、あなたの心の声を神様にぶつけてみてはいかがでしょうか。(文責:小幡幸和)

2018.02.18(日)


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