聖書のお話し「機会を十分に活かす」
コロサイ人の手紙 4章 5節  小幡史朗兄

  最後の時、イエス様はその愛を残るところなく示されたとヨハネは記していますが、その地上でのご生涯を貫かれた原動力こそ「神の愛」でした。
 アガぺの愛は日常にどのように見られたのでしょうか。それが機会を十分に活かす、即ち、「気づき」です。気づきと言っても、神の教会にも、いるかもしれない「あらさがしの名人」は神の愛から出たのではない気づきです。
 イエス様とサマリヤの婦人との出会いは、彼女を変え、そこからサマリヤ一帯にイエスを信じる人たちが起こされました。会堂管理者の家に行く途中での12年も患っていた婦人との事は無視することもできましたが、忙しい中にもイエス様は立ち止まり、彼女の信仰にお応えになられました。エリコでのザアカイとの出会い。木の上を見上げて仰せられたイエス様のおことばはザアカイを一変させました。神の愛の発露としての「気づき」は、絶えず働いています。そして次のふさわしい行動につながっていくのです。
 まことに、みことばは、あなたのそばにあり、あなたの口にあり、あなたの心にあり、あなたはこれを活かすことができます。さあ、考えて!

2017.11.12(日)


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