聖書のお話し「傷ついた癒し手‐PTGへ-」
イザヤ書 53章10−12節  小幡史朗兄

  1995年の阪神淡路大震災復興支援を多くの兄弟姉妹と行いましたが、今、振り返ると、「やってやる」という気持ちが見え隠れしていました。
 2011年の東日本大震災の支援はアメリカの兄弟姉妹も加わり、行いましたが、私自身の被災された方々への思いは、前とは全く違っていました。
 それは2007年の大動脈弁閉鎖不全の弁置換、2009年の心原性脳梗塞治療、2011年の前立腺がん全摘が大いに影響しています。 心して言わなければならないが、私には「苦難のしもべ」を垣間見せられた時であったと信じている。主は私に「死は勝利にのまれた」ことを肉のレベルではあったが体験させてくださり、私を方向転換してくださったことに気づきつつある。自分の知力ではなく、無限の神の愛への渇望と日々の感謝。一人相撲ではなく、人間同士の真の絆への目覚めが遅々としてはいるがある。 私が三大病を経験したことはそれほどに私が頑固だったことの証拠である。
 主の傷ついた癒し手は乱暴ではなく、病の者に寄り添う優しい御手である。それを私はもっと学ばせていただき、実践していきたく願っています。

2017.10.01(日)


>> 最新のメッセージ
© はるなキリストの教会