聖書のお話し「わたしに何をしてほしいのか」
マルコ 10章46~51節 

  南境に行ったとき、この前、ピアノをプレゼントした男の子が一番先に駆け寄って来て、「毎日弾いている」と話しかけてきました。その時、私は流しソーメンの竹樋を組み立てていたので、それが忙しく、1時間半もかけてお母さんとやってきた彼とじっくりお話もせず、後で猛省。
  バルテマイも、「イエス様。私を憐れんでください」と叫んだが、イエス様は彼に何が一番、して欲しいのかと考える時をくださいました。人間はスパコン以上に瞬時にいろいろのことを考え、最適解を出すことができます。彼の答えは普通ではありえない、強い信仰の告白でした。
  私たち人間は神と語り、人とお互いに語り合うように創造されたことを悟ってください。語ることは、その前に聴き、そして考えることです。
  トム先生は私たちに聖書は読むのではなく、聴くのだと教えてくださいました。一人、密室でじっくりと聴くのは大切ですが、同時に仲間と一緒に聴き、そして、聴いたことを仲間と一緒に考えるとき、聴いたことの焦点をはっきりさせることができます。みことばに聴き、自分の内に留め、守ってください。そこにイエスの弟子になる秘密があります。

2017.09.03(日)


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