さて、そのころ、サマリヤには飢饉が続き、困窮していたが、そこにアラムの軍勢が押し寄せてきて町を囲み、なんと、自分の幼子を食べることが起こるほどに絶望的な籠城作戦が続いた。Ⅱ列 6:28~。
門外には差別されていたツアラトの人たちが4人いたが、彼らはもっと悲惨であった。もはや座して死を待つよりはと、一縷の望みを託して、夜になって敵のアラムの陣地に行った。Ⅱ列 7:4、5
敵陣には物音一つなかった。誰もいない。ついに一つのテントに入ると、食べ物はそのままにあふれていた。彼らは食べたり、飲んだりして、そこにあったものを家に持ち帰り、隠した。何回か繰り返すうちに彼らは、「私たちのしていることは正しくない。今日は良い知らせの日なのに。」と。
彼らは町に行き、門衛にこのことを告げた。知らせを聞いた王は、敵の策略だと警戒するが、家来の訴えを聴き、一人を偵察に行かせたが、その通りであった。この4人は、死を覚悟したが神は溢れるほどの「生」をくださった。それどころか、福音を伝える者とされた! あなたも!!
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