聖書のお話し「こまやかなイエス様」
創世記41章14−16節  小幡幸和兄

  夢にはどんな意味があるのでしょうか。古代メソポタミアのギルガメシュ叙事詩やフロイトの夢分析、そして現代の夢占いに至るまで、夢について様々な解釈がなされてきました。もっとも、今は脳科学の時代です。それでは、夢だけでなく、あらゆる事象は物理的に説明できる以上の意味はないと考えて良いのでしょうか。
  かつて兄たちに「夢見る者」と揶揄されたことのあるヨセフは、他人の夢の意味を正しく解釈できる人になっていました。そんなヨセフがエジプト王の夢の意味を説明するために呼ばれます。そして、王の夢は神からのお告げであると断言したのでした(16節)。
  現代でも神が夢を通して語られることがあるのかどうか、私にはわかりません。しかし、より大切なことは、手段は何であれ今も神が私たちに語りかけることがあると信じることではないでしょうか。今も神が私たちの人生を支え、励ましのメッセージを送り続けていると信じることではないでしょうか。(文責:小幡幸和)

2017.07.23(日)


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