聖書のお話し「よきサマリヤ人のたとえから」
ルカ 10章30~36節  史朗兄

  「イエス様のように」と題し、シリーズで聖書にお聴きしていますが、今日は、「あなたの隣人」について、イエス様に耳を澄ませましょう。
  強盗どもに襲われたユダヤ人は経済的に、肉体的に、精神的に、時間的に多大の傷を負い助けを求めて喘いでいる。そこに来た祭司、次のレビ人は関われば私の職に差支えがあると彼を見ないようにして行ってしまった。二人とも神に仕える者であったが神の御心は行えなかった。三番目に来た人は、なんとこの人達が普段から蔑んできたサマリヤ人であったから、彼はこの機会に仕返しをすることもできた。商用の途中だからと通り過ぎることもできた、が、彼はそうしなかった。イエス様は彼の内臓がよじれんばかりになり、その人を見捨てておけなかったと言います。彼は気配りの人だったので備えの救急薬品ですぐに手当てをし、それ以上は時間的にもできないので、途中にあった宿屋まで彼を家畜に乗せて行き介抱を頼む。そればかりか去り際に、もっと費用が掛かったら帰りに私が払うからよろしくと頼んだ。自分が神から愛されていることを知る時、他の苦しみに無関心ではいられない。その思いが、あなたの次の行動を促す。考えよ!

2017.06.04(日)


>> 最新のメッセージ
© はるなキリストの教会