聖書のお話し「力づけられて」
ルカの福音書 22章42~46節

  長らく闘病生活をされていた敬愛する姉妹が天に召されました。12月にはお会いでき、また、亡くなられるほんの少し前には、私の病気を心配されて、お見舞いのお手紙をくださいました。告別の礼拝の席上で、多くの方々がお証しされていましたことは、姉妹が自分のことではなく、家族も含め多くの方々をいつも祈られていたことを知らされ、イエス様のゲッセマネの祈りを思わされました。
  イエス様は贖いの子羊としておいでになられたことをご存じでした。そして、いよいよ、それが目前に迫るとき人としてもあられたイエスは、「みこころならば、この杯をわたしから取り除けてください」と祈りましたが、続けて、「しかし、みこころのとおりにしてください」と苦しみもだえ、いよいよ切に祈られました。
  祈りにより勝利を得られたイエス様は、弟子たちに「なぜ、眠っているのか」と言いますが、それは叱責ではなく、次の使命に立ち上がれと弟子たちを励ますおことばでした。祈りはあなたを神に近づけ、苦難に打ち勝たせるばかりか、他を励ます意欲も下さいます。

                                    
2017.05.07(日)


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